合格体験記
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2016年東京大学文科一類合格者の受験校・併願校・試験日程

ーー先生の意見を聞いて併願ゼロで第一志望の東京大学に集中ーー

2016年東京大学文科一類合格者の受験校・併願校・試験日程
年度
2016年(現役)
入学
東京大学文科一類
出身高校
兵庫県私立白陵高校
センター試験
英語 192点 / 数I・A 91点 / 数II・B 100点 / 国語 190点 / 日本史 94点 / 世界史 91点

受験校・併願校・試験日程を決めるにあたって大事にしたこと、迷ったことを教えてください。

東京大学一本に絞って受験しました。志望校は関西出身ということもあり、もともと京都大学にしていましたが、学校の先生に京都大学を第一志望にしていては京都大学にも合格できない、一番上の東大に受かる力をつけて初めて京大に合格できるんだと言われ、東大を志望するようになりました。

文科一類で願書を提出したのは東大に入学してから学部を決める際、文科一類の方が有利だと先生に聞いたからです。併願ではどこも受験しませんでした。小さい頃から親には私立大学に行かせるお金はないと言われており、どうせ受かっても行かないのであれば受験料がもったいないと思って受験しませんでした。

受験会場の空気に慣れるため併願で私立大学を受験する人もいますが、併願と本願では緊張感は違うだろうからあまり意味がないんではないかと考えてやめました。最後まで東京外国語大学の受験を考えていましたが、そこを卒業した母に、外国語大学に行かなくても外国語は勉強できるけど東京大学ではそこでしか学べないことがたくさんあるでしょう?と言われ、東大に気持ちが固まりました。

直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?

東大は落ちるだろうなと思っていました。受かるだろうという自信を持てるほど勉強してなかったからです。

また最初から落ちるんだと思っておけば、本番で「受からないと!」という焦りが生まれず普段通りの力が発揮できるかなと思い、むしろ落ちに行くんだと自分に言い聞かせていました。

どうせ落ちるんだと思っておけば多少ミスしても深刻に受け止め過ぎずに済みますし、それを引きずってほかの科目の点数に響くということもないので。

受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。

合格発表後の書類手続きが予想以上に大変でした。様々な書類に記入し期限までに送付しないといけなかったので、何か忘れていたらどうしようとドキドキしていたことを覚えています。

また東大は入学式の1週間前から授業が始まるのですが、入学式までに東京に行けばいいと勘違いしていて下宿先をゆっくり決める時間がなくなったのは想定外でした。

授業が始まる日より前にもいろいろなイベントがあるので早めに下宿先にうつっておくことをおすすめします。

試験本番の期間で特に感情的に厳しかった時期と、感情の起伏を合否に影響させないために重要だと思うことは何ですか?

本番の2週間ぐらい前ですね。思うように点数が伸びず、これでは間に合わないと分かってしまってから、頑張る気が起きなくなり、どうして他の大学なら行けるのに、こんなしんどい思いをしてまで東大を受験しなければならないんだろうとやさぐれていました。

そう親に愚痴ると、そんな気持ちの持ちようだったらどこの大学も受からない、もう受験なんかやめたら?と言われ、ちゃんと受験に向き合えるようになりました。感情の起伏を影響させないためには切り替えが大事だと思います。

辛くなったら、親なり友達なり先生なりに話を聞いてもらう時間をちゃんと設け、思う存分気持ちを吐き出したら勉強に取り組むという姿勢が大事です。アドバイスをもらわなくても自分の思っていることを吐き出すだけで心は軽くなります。

うんうんと話を聞いてくれて、間違った方向に進んでいるときにはちゃんと正してくれるような相談相手を見つけておくようにしましょう。そんな存在がいるかいないかで気持ちの持ちようはだいぶ変わってきます。

あなたと同じ大学群、同じ学科系統志望の受験生に向けてこの学部志望の人向けに受験校の決め方・試験期間中の総合的なアドバイスをお願いします。

受験校の決め方に関しては、私は周囲の人の意見に流された形なので何とも言えませんが、どうしてもこれがしたい!という決まったものがなければ、周りの人の意見に耳を傾けてみるのもいいと思います。

周りの大人たちは私たちよりもずっと多くのことを経験しています。なので全然わかってない!と頭ごなしに突っぱねるのではなく、いろんな人の意見も聞いたうえで考えてみるのもおすすめです。また受験本番が近づいてくるとその成績で行けるの?志望校を下げた方がいいんじゃない?と言われることもあるかと思います。

そんな時はもし自分が浪人したくないという気持ちが一番なのであれば下げればいいし、この大学に行きたいという気持ちの方が強いのであればそのままにしておきましょう。もし自分のしたいことを他の人に言われたことが原因で諦めてしまったら、後々後悔しますし、責任をその人に押し付けてしまいます。

他の人に決めてもらうのは楽ですが、自分のことは自分で責任を取らなければなりません。ちゃんと自分が何をしたいのか、どうしたいのかを自分自身に問いかけて決めるようにしましょう。