合格体験記
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2017年東京大学文科三類合格者の受験校・併願校・試験日程

ーーあくまで自分が第一志望に受かるという目標を忘れずセンター試験の点数によって複数パターンの日程を考えるーー

2017年東京大学文科三類合格者の受験校・併願校・試験日程
年度
2017年(現役)
入学
東京大学文科三類
合格大学
立教大学法学部
慶應義塾大学商学部
早稲田大学文学部
早稲田大学法学部
出身高校
埼玉県私立本庄東高等学校
センター試験
英語 194点 / 数I・A 97点 / 数II・B 88点 / 国語 161点 / 世界史 97点 / 地理 82点 / 生物基礎 47点 / 化学基礎 44点

受験校・併願校・試験日程を決めるにあたって大事にしたこと、迷ったことを教えてください。

併願校を決めるにあたって重要視したことは、センター本番の点数に応じて、複数のパターンを考えておくことです。私は第一志望が東大だったので、足切りや私大のセンター利用入試で落ちる可能性も考えて、例えばセンター本番で全科目合計800/900点以下だったら、私大の一般入試では自分の行きたい学部(私の場合は、早稲田大学法学部)だけではなく、行きたくはないが受かりやすい学部(私の場合は、早稲田大学教育学部)も受けて、少しでも合格の可能性を広げようと考えていました。

また、試験日程を決めるにあたっては、慣れない場所で受験することが不安でもあったので、2月9日の上智の試験の前に、MARCHレベルの大学の試験を入れて、場慣れできるようにしました。最終的には、2月8日に立教大学法学部法学科(個別日程)、2月9日に上智大学総合人間科学部社会学科、2月14日に慶應義塾大学商学部商学科A方式(英語・数学・地歴)、2月15日に早稲田大学法学部、2月17日に早稲田大学文学部文学科を受験。センター本番で800/900点以上とれたので、2月19日に受験予定だった早稲田大学教育学部複合文化学科は受験せずに済みました。

迷ったことは、上智の一般入試でどの学部を受けるかです。私は最初、受かりやすい総合人間科学部社会福祉学科を受験しようと考えていましたが、万が一上智しか受からなかった場合に備えて、社会福祉学科ではなく社会学科にしました。しかし、定員35人に対し受験者数が1000人を超え、倍率の高さもあって補欠での合格。受かりやすい学部を2、3候補考えておけば良かったと後悔しています。

直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?

過去問の出来から、早稲田大学は受験予定の全ての学部において正答率が良かったので、受かりそうだと思っていました。特に法学部や文学部は、東大の入試問題と形式が似ているので、解きやすいと感じていましたね。一方、英語が難しい上智大学や、数学が難しい慶應義塾大学商学部は、難易度の高い科目の点数が足を引っ張って落ちそうだと思っていました。特に慶應の商学部の数学は、全く歯が立たず1問も解けないということもあったので、受かる手応えはゼロに等しかったのです。

受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。

2月15日に上智大学総合人間科学部社会学科が補欠合格だと発表された時、直前に受験した慶應の商学部と早稲田の法学部が合格しているかどうか確信が持てず、不安になりました。倍率が高いとはいえ、上智は合格できるだろうと思っていたので、そこは想定外でしたね。また、2月24・25日には東大の2次試験の本番が来てしまうので、2月17日の早稲田の文学部の試験が終わり、そこから気持ちを切り替えて東大の2次試験の問題を解くのが大変でした。気持ちの切り替え方などは、実際にスケジュールをこなしてみないと分からないと思います。

試験本番の期間で特に感情的に厳しかった時期と、感情の起伏を合否に影響させないために重要だと思うことは何ですか?

やはり、慶應や早稲田の合格発表の前に、上智の補欠合格が来てしまった2月16日あたりの時期だと思います。特に慶應はやはり数学が難しく、絶対に落ちたと思っていたので、東大の2次試験でも受かるだろうかと不安感を募らせていましたね。しかし、自分の第一志望が東大であったことを思い出し、「上智が正規合格じゃなくても第一志望の東大に合格すれば良い」と考えることによって、感情の起伏を合否に影響させないようにしていました。結局は滑り止めが全滅でも、第一志望に受かれば良いだけの話なので、自分の第一志望の大学への合格をまず第一に考えるべきだと思います。

あなたと同じ大学群、同じ学科系統志望の受験生に向けてこの学部志望の人向けに受験校の決め方・試験期間中の総合的なアドバイスをお願いします。

東大の併願校としては、早慶上智が盤石だと思いますが、センター利用入試で早稲田・明治・立教あたりを受験することをおすすめします。センター利用での合格を貰えば、2次試験がうまくいかなくても、合格できる可能性が広がります。それに加え、センター利用で行きたくはないが受かりやすい学部を合格しておけば、2次試験で受験する必要がなくなり、負担が軽くなります。また、試験期間中は、前述のように終わった試験のことは考えずに、「第一志望に受かる」という本来の目的を達成することに専念しましょう。