合格体験記
# 模試・偏差値

2017年神戸大学理学部合格者の模試の偏差値・活用法

ーー模試は「終わってから」の扱い方で使いこなせるかが決まる道具ーー

2017年神戸大学理学部合格者の模試の偏差値・活用法
年度
2017年(現役)
入学
神戸大学理学部
出身高校
大阪府立豊中高校
センター試験
英語 187点 / 数I・A 91点 / 数II・B 83点 / 国語 159点 / 化学 79点 / 物理 96点 / 地理 85点

模試直前の勉強方法と模試の復習方法に関してどのように行っていてどんな効果があったか、また今振り返って模試の直前と直後どのような勉強をすれば良いと思いますか?

模試直前は、入試本番を意識してその全室にどう過ごすかを考えておくのがいいと思います。直前まで勉強しようという気持ちは大事ですが、睡眠や食事などで体調を整えることが第一です。

模試に関しては受けた後がその価値を決めると言っても過言ではないと思います。私の場合は模試を受けた当日か、遅くとも翌日に解き直しをすることに決めていました。受けた時の記憶が薄れないうちにしようと思っていたからです。そして答案が返ってきたら改めてどの問題を、なぜ間違えたのか一問ずつ丁寧に確認ことで二度と同じ間違いはしないようにと心がけました。

模試復習用の専用ノートを用意するのもいいと思います。試験直前に見直せる自分の身がて分野のつまった参考書になります。

模試の結果・偏差値で1番落ち込んだときのことを、その時の各教科の偏差値、落ち込んだ理由も含めて教えてください。

本格的に受験勉強を始めてから数回の模試では、それまでより明らかに長い時間勉強をしているのに模試の成績はあまり思うようには上がらず、その時期が一番辛かった記憶があります。

あとで復習をした時には理解できるのに模試当日ではなかなか点数が取れておらず、自分の勉強法が間違っているのではないか、こんなペースで間に合うのかといった焦りがありました。

でも本来勉強を始めてからその結果が点数として現れるまでにはある程度の時間差があるようなので、すぐに偏差値が上がらなくても焦らずにまだ下積み中だと言い聞かせてちゃんと継続すればいずれ数字にも現れてくるはずです。

受験生は模試の結果・偏差値に一喜一憂してしまいますが、あなた自身特に高校3年生の時どうでしたか?また今思えば模試の結果がよかった時、悪かった時それぞれの感情にどう対処してどう生かすべきだと思いますか?

初めの方は模試の結果を見てよかった、悪かったというのを気にしていました。ABCDEでつけられる判定や偏差値を鵜呑みにして志望校を選ぶ基準にしようとしていましたが、実際のところは受ける模試の規模や時期によって判定はかなり変わりますし、特に現役生は序盤は判定が悪くても後半にかけて大きく変えられます。

模試はあくまで1回1回の判定や偏差値は参考程度に留めておき、それよりもやはりその模試で間違えたところはどこか、もう一度その模試を受けたら高得点を取れるように1問ずつ丁寧に復習することの方がはるかに大切ではないでしょうか。

そもそも模試はあくまで本番の入試へ向けた道のりをうまく進むための道具なので、いかに自分で使いこなせるかが大切で、模試の方に振り回されないようにするのは必要だと思います。

模試には主にマーク模試と記述模試の2種類がありますが、センターマーク模試と記述模試で偏差値に差はありましたか?

センターマーク模試と記述模試での偏差値の違いはあまりありませんでした。理系で文系科目が突出して苦手、あるいはその逆、という場合は全体の偏差値に違いが出やすいのかもしれませんが、基本的にはある程度同じレベルになると思います。

マーク模試は当然センターを想定しているため時間がシビアなことが多く、限られた時間をどう配分するかの練習になったと思います。科目によっては出題形式がある程度はパターンとしてわかっているので、その独特な形式に慣れるのにも役立つのではないでしょうか。

一方の記述模試では自分が勉強してきたことをどう表現すればいいのかが鍛えられました。自分が理解していてもそれが答案上で表現できなければ点数には繋がらないので。

最後にあなたと同じ入学大学、合格大学を目指す受験生に向けて模試に関する総合的なアドバイスをお願いします!

試験の時に緊張する、時間配分に不安がある、という人はできるだけ本番に近い気持ちで模試を受けて訓練しておいた方がいいと思います。でも、模試は当日と復習と合わせるとそれなりの時間を取りますし、何より大切なのはやはり確実に学力を身につけることなので、特別不安というわけでなければマークと記述それぞれ3,4回ずつで十分ではないかと感じます。

それとは別に、大学別の模試はその大学の傾向を考えた問題が出題されることもありいい練習になるのでぜひ受けておくことをお勧めします。

模試の結果が悪かった時には、月並みなことですが「そのぶんの伸び代がある!」と捉えて復習を念入りにするのが良いと思います。その時解けなかった問題を勉強して解けるようになったという実感は自信として心の支えになります。