合格体験記
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2017年都留文科大学文学部合格者のセンター日本史の対策・解き方

ーーセンター試験の日本史で8割以上をとるためのイン&アウトプットーー

2017年都留文科大学文学部合格者のセンター日本史の対策・解き方
年度
2017年(現役)
入学
都留文科大学文学部
合格大学
武蔵野大学グローバル学部
神奈川大学経営学部
出身高校
山梨県立吉田高校
センター試験
英語 154点 / 数I・A 34点 / 数II・B 28点 / 国語 126点 / 日本史 81点 / 倫理 39点 / 生物基礎 48点 / 地学基礎 39点

センター日本史の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

日本史は一見暗記がすべてに見えますがそうではありません。インプットとアウトプットを繰り返して暗記+整理=解答につながるのです。私が一番大切にしていたのはこの「暗記+整理=正解答」という式です。言い換えれば、「インプット+アウトプット=正解答」ともいえます。ここで言う、インプットが暗記と等しい意味であり、アウトプットが整理になります。なぜ、日本史ではこれが大事になるのでしょうか。

それは、日本史が暗記だけでどうにかなる代物ではないからです。日本史で、高得点が狙える人は暗記だけではなく、暗記したものを知識として整理しているのではないでしょうか。もしくは、暗記の際にその暗記する知識を整理して、非常に効率的に暗記しているのではないかと思います。

ただし、注意しなくてはいけないのは、すべてを暗記する必要はないということです。それは、出題される問題傾向が年代ごと決まっているためです。詳しくは、この後説明します。

センター日本史の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

基本のベースとして教科書と資料集、学校の授業で使用していたノートや塾のノートを使用していました。これに合わせて、学校で配られた、進研や河合塾の模試の過去問や、センター試験の予想問題、センター試験の過去問を主に解きました。この解いた問題で、自分が間違えた問題は、赤ペンでチェックマークを付けて、あってはいてもなぜその答えを導けるのかがわからなかったら、解答している最中に青ペンでチェックマークを付けていました。

これによって、自分が朝えきれていない部分がはっきりして、復習に役立てる事が出来ます。また、復習するにしてもただ単に復習するだけでなくて、「復習用のノート」を用意して、解答解説や教科書、資料集を駆使して、「自分だけのノート」も作っていました。これは、文章でまとめるというよりは、箇条書きや年表チックなものでした。参考にしたのは、解答解説の書き方や資料集の書き方です。黒ペンだけでなく、黄色、赤、緑、青の4色を自分なりの意味を付け加えて使用していました。

こうした整理を繰り返していくうちに、インプット&アウトプットにうまくつながり、得点が8割近くに安定するようになりました。

センター日本史で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

時間配分は特にありまあせんでした。日本史は、英語や国語と違い、一問一問にあまり時間がかかりません。解く順番も気にせずに第一問から始めて、第6問を最後に解いていました。唯一意識していたのは、飛ばす問題は早く判断することでした。日本史を勉強していても、学習しきれていない、知識がまとまりきっていない分野の問題は、一度飛ばして問題番号を丸で括ります。これを素早く行い、わかる問題をどんどん解いて、わからない問題は後回しにする。

これを繰り返せば、時間配分など気にしなくても、自然に時間が余ってきます。その余った時間でじっくりとわからない問題を考えていました。このように解いていたのは、頭をあまり疲れさせないようにするためです。日本史は主要3科目の前にあり、割と読む文章量が多く頭を使います。時間に余裕がなくなると、余計な疲労を招いてしまい、次の科目に影響してしまいます。これを避けるために、効率的かつ楽に解ける方法を採用していたのです。

センター日本史の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

必ずセンター試験の過去問は10年分は解いてください。過去問が物語るのはセンター試験そのものです。センター試験の問題出題傾向、出題される時代や時期、内容を把握するために絶対的に必要な作業です。また、過去問を解くだけでなく、わからなかった問題や間違えた問題の復習をしっかりと行い、自分だけの「復習ノート」を作ることをお勧めします。それが、センター試験が近付くにつれて効力を帯びてくるはずです。

しかし、やらなくて良かったと後悔しているのは、一つの時代に固執しすぎたことです。夏休みに明治時代を一気に進めようと思ったのですが、結局終わりきりませんでした。丁寧に取り組みすぎたのと時間が足りなかったという要因もありますが、一つの時代に固執したことが一番の原因でした。歴史のつながりや共通性を考えれば、他の時代の復習を行ってもよかったと今では感じております。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター日本史で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

センター試験で高得点を狙うためには、明治時代から近代史にかけてを押さえることがポイントになります。古代史~中世にかけては比較的内容が複雑でないため、得点しやすい分野です。必ずここは落としてはいけない部分ですが、明治男時代から近代史にかけてはそういうわけではありません。学校によっては授業時間の関係上、明治時代を飛ばしたり、近代史に触れなかったりします。また、押さえなければならない範囲も膨大で複雑です。

このような理由から、明治時代や近代史は得点源として扱われづらく、高得点を目指せば周りとも差をつけられます。センター試験の直前期は、こうした周りと差をつけられるような分野を重点的に取り組むことをお勧めします。ただし、明治より前の分野もしっかりと押さえてあるという前提が必要になります。

時間配分や解き方は、すでに紹介したとおり、第一問から順番に解いていく方式で、難しくわからない問題は後回しにして、わかる問題から素早く解いていくようにしましょう。
まとめとして、日本史選択者は「日本史は単なる暗記ではない」ということを肝に銘じて学習していきましょう。