合格体験記
# 模試・偏差値

2017年九州大学農学部合格者の模試の偏差値・活用法

ーー模試の復習を最低3回の復習することで苦手をカバーし得点を上げるーー

2017年九州大学農学部合格者の模試の偏差値・活用法
年度
2017年(現役)
入学
九州大学農学部
出身高校
長崎県立長崎西高校
センター試験
英語 179点 / 数I・A 88点 / 数II・B 71点 / 国語 161点 / 生物 91点 / 化学 66点 / 日本史 86点

模試直前の勉強方法と模試の復習方法に関してどのように行っていてどんな効果があったか、また今振り返って模試の直前と直後どのような勉強をすれば良いと思いますか?

模試は良い問題がたくさんあるので、反復で解くことが大事です。私は、模試の復習を2,3回行っていました。1回目は自己採点後に訂正ノートを作るときに、わからない問題を解き直していました。2回目は、模試の結果が返却されたときに、自分の間違った箇所のみ見直しました。そして、3回目は時間があれば次の模試の前に復習しました。

私は苦手な教科を後回しにする癖がついていたので、苦手な教科の成績はなかなか伸びませんでした。ですから、模試の勉強は苦手な教科から優先して行うべきだったと思います。

模試の結果・偏差値で1番落ち込んだときのことを、その時の各教科の偏差値、落ち込んだ理由も含めて教えてください。

私は高校3年生の8月ごろの模試で偏差値が60をきっている科目がありました。特に英語はひどくて、マーク模試だったのですが、200点満点中90点台だったことを今でも覚えています。この時かなり落ち込みましたが、逆にこれが勉強へのやる気と焦りに繋がり、その後は得点が半分以下のことはありませんでした。

それでも成績はすぐには伸びず、11~12月のセンター直前の模試や予想問題で、700点を超えたことはなく、むしろ600点以下の時もありました。九州大学合格者のセンターの得点率の平均は約8割だったので、自分は他の九大受験者と同じ土俵にすら立てていないような気がして不安でした。今、この頃の私と同じように模試で不安な人がいるかもしれませんが、大丈夫です。

模試の判定が悪くても、志望校に入るという強い意志を持って勉強していれば、成績は本番直前まで伸び続けます。私も、センター本番前最後の模試で600点後半の点数を取り、そしてセンター本番で自己最高得点を出しました。成績は最後の最後まで伸びるのです。

受験生は模試の結果・偏差値に一喜一憂してしまいますが、あなた自身特に高校3年生の時どうでしたか?また今思えば模試の結果がよかった時、悪かった時それぞれの感情にどう対処してどう生かすべきだと思いますか?

模試の結果を見て一喜一憂しない受験生はいないと思います。ただ、その結果をどうつなげられるかが、カギになります。私は、模試の結果の上下が激しい方でした。一度良い点数を取ると、自分は賢くなったと勘違いして、あまり勉強せずとも、次の模試も余裕だろうとどこかで考えってしまっていました。そんな調子で受けた模試はいいはずがありませんでした。そして、点数が悪かったら次は必死に勉強するその繰り返しでした。

模試の結果が良かった時、嬉しいかもしれませんが、そこがゴールではありません。今の段階で良かったとしてもこのまま勉強を怠れば、当然他の受験生に追い越されます。気を抜かずに、次の模試ではその学校の志望者の中で、順位を上げることを目標にしたらどうでしょうか。模試の結果が悪かった時、とても苦しく、不安だと思います。受験生のほとんどがそんな気持ちです。しかし、結果が悪かったからと言って、志望校を諦めてはいけません。

受験生は試験直前まで伸び続けます。模試の結果が悪いのは逆にチャンスです。自分の苦手がどれくらいあるのか、どこを中心に勉強するか知ることができるのです。

模試には主にマーク模試と記述模試の2種類がありますが、センターマーク模試と記述模試で偏差値に差はありましたか?

私の場合、記述模試の偏差値の方が良いことが多かったです。センターマーク模試はどれだけ早く正確に問題を処理していくかが大事であると考えていました。マーク模試はすべての教科で、暗記が重要だと思います。一見、暗記とは関係なさそうな数学ですが、センターで早く解くためのコツや公式がたくさんあります。これらを覚え、場面によって使い分けられれば、問題を素早く処理できるはずです。

一方、記述模試は多少難しい問題をじっくりと考え、その考えを答案にわかりやすくまとめることが大事であると考えていました。数学では、どれくらい計算を答案に書き込むかとか、証明はどうやったらよいかとか、マーク模試より自分で考えることが増えると思います。つまり私の考えをまとめると、センターマーク模試は問題を素早く「処理」する能力を問われており、記述模試は問題に対する自分の考えを「まとめる」能力が問われているのだと思います。

最後にあなたと同じ入学大学、合格大学を目指す受験生に向けて模試に関する総合的なアドバイスをお願いします!

模試は試験が近づいてくると、どんどん増えてきます。しかし、模試は受けれるだけ受ければいいというものではありません。復習とさらに弱点克服のために、模試と模試の間には2週間以上は開けた方が良いと思います。また、記述模試では志望大学の模試が10月ごろに行われたと思うので、その模試は活用すべきだと思います。その年の傾向が予想できます。