合格体験記
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2017年東京大学理科一類合格者のセンター化学の対策・解き方

ーーパターン攻略と基本知識の暗記だけでセンターを乗り切るーー

2017年東京大学理科一類合格者のセンター化学の対策・解き方
年度
2017年(現役)
入学
東京大学理科一類
出身高校
兵庫県・私立・甲陽学院高等学校
センター試験
英語 200点 / 数I・A 98点 / 数II・B 100点 / 国語 175点 / 化学 80点 / 物理 100点 / 地理 95点

センター化学の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

私はセンター化学の目標点は特に設定していませんでした。できる限りよい点数を取るために一番重要だと感じていたことは、暗記事項の正確さです。計算問題や反応式はその場で考えればしのぐことができる場合がありますが、化合物の色は考えても絶対にわかりません。逆に、考えてもわからない暗記事項さえ頭に入れれば、知識の組み合わせで得点が取れるようになります。

自分の間違いは、問題文の読み違えに起因するものが多かったです。センター試験は問題が簡単なのに文章が難しいという特徴があります。聞いているものが何なのかをしっかりと把握することが大事です。

私の場合は、化学の試験で時間が足りないということが絶対にありませんでした。試験時間に余裕があったので、時間配分は特に気にしていませんでした。

センター化学の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

私がセンター化学の対策を始めたのは、高3の10月頃でした。学校の授業(週に4回)の度に、毎回10分ほど問題集を解きました。問題を解くスピードに自信があったため、すべての大問を60分で解くことはしませんでした。学校がしっかりとしたセンター対策をしてくれるならば、学校に任せてよいと思います。

12月末までは、週に合計40分程解くペースで演習をつづけました。1月に入ってからは、知識の総整理のために教科書や参考書を読み込みました。図や絵がたくさん入ったカラー資料を使うことで、短期間で知識を再確認できます。学校のプリントに載っている暗記用の語呂とともに活用しました。

センター試験の化学は年度によって出題範囲が大きく異なります。ゆとり世代の過去問は簡単すぎるので、過去問を解きこむよりは予想問題集を解くことを優先してください。

センター化学で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

私は基本的に前の大問から解き、大問を解き終わるたびにマークしていました。こうすることで、マークミスを減らすことができます。スピードに自信がある方は前から解くのがよいと思います。

選択問題が用意されている場合は、選択問題を両方試した上で自信がある方を選びました。この時も、マークミスには十分に気を付けていました。

センター化学の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

教科書やカラー資料を読み込むことは点数につながります。無機化学の分野では特に色を聞かれることが多いので、視覚的情報を頭に入れておきましょう。

試験の直前の休み時間には周期表を見直すのもいいと思います。周期表は高校化学の基本であり、物質の性質と周期表での並びには深い関係があります。

センター試験で必要とされる知識は、二次試験でも重要なものばかりです。二次試験の勉強も兼ねていると思い、まじめに取り組んでほしいと思います。

最後にセンター化学を終えた今だからこそ言えるセンター数学で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

センター試験で理科を2科目受験する方は、(第一解答科目の制約がない限り)解く順番を自由に選ぶことができます。模試や過去問を活用して自分の解きやすい順番を見つけておきましょう。

化学の問題で聞かれることは、すべてパターン化されています。聞かれる内容を感覚的に把握する練習を積んでください。「なぜこれを聞くのか」を理解するように努めれば、問題作成者の意図が読めるようになります。

化学で覚えないといけない知識も、パターン化すればその量を減らせます。似た反応式や物質を関連付けて覚える練習をしてください。