合格体験記
# 模試・偏差値

2017年上智大学総合グローバル学部合格者の模試の偏差値・活用法

ーー模試は結果よりも結果までの過程とこれからを重視するーー

2017年上智大学総合グローバル学部合格者の模試の偏差値・活用法
年度
2017年(現役)
入学
上智大学総合グローバル学部
合格大学
國學院大学文学部
上智大学総合人間科学部
出身高校
東京都都立両国高校
センター試験
英語 186点 / 国語 146点 / 日本史 77点

模試直前の勉強方法と模試の復習方法に関してどのように行っていてどんな効果があったか、また今振り返って模試の直前と直後どのような勉強をすれば良いと思いますか?

私は模試のための勉強はしませんでした。自分の日々の勉強がどれだけ身についているかを知りたかったからです。伸び悩んだ科目は勉強方法を変えたり、取り組む時間を増やす一方で、得意な分野はさらに発展的な問題に挑戦してみるなど試行錯誤の受験勉強でした。

模試の予習をしない代わりに復習はこれでもか!というくらい反復して行いました。模試を受けた日の夜に自己採点をし、翌日から少しずつ復習を始めました。できていたところも答えを導くまでのプロセスがあっているかを確認するために解答解説冊子を読みました。できなかったところは次の模試ではできるようにする勢いで学ぶました。結果、少しづつではありましたが右肩上がりに点数グラフが伸びていったのは嬉しかったです。

模試の復習に時間をかけることはとても重要だということを受験が始まる少し前にようやく実感しました。もっと早く気付けばよかったととても後悔しています。もし、今模試の復習を後回しにしている受験生さんがいたらぜひ取り組んでほしいと思います。

模試の結果・偏差値で1番落ち込んだときのことを、その時の各教科の偏差値、落ち込んだ理由も含めて教えてください。

忘れもしません、高校で全員で受けた10月中旬の記述模試。英語を得意科目としていた私でしたが全く手応えを感じませんでした。英語の長文で何回も同じ箇所を読んだけれども全然、英文が頭に入ってこなくて焦りました。納得のいかない解答は部分点すら来なかったです。ガクッと点数が落ち、かなりショックでした。その気持ちを引きずったまま受けた他の科目も出来の良い結果ではありませんでした。

もし本番もこんなことになったらどうしよう、とかもう上を目指せないのかな、とか一瞬自分に限界を感じてしまった模試でしたが、この時のやり切れない気持ちを原動力に変えて受験勉強を頑張れたな、とも振り返って思います。

受験生は模試の結果・偏差値に一喜一憂してしまいますが、あなた自身特に高校3年生の時どうでしたか?また今思えば模試の結果がよかった時、悪かった時それぞれの感情にどう対処してどう生かすべきだと思いますか?

模試を受け始めた最初はとても結果に振り回されていました。良い判定が出ない、偏差値が上がらない...など。とりわけ私は高3で受けた模試で良い判定を一度も出たことがなかったので、なおさら落ち込みましたね。でも、模試をたくさん受けてようやく自分の模試結果と向き合うことができるようになりました。

「模試結果と向き合う」ということは自分の判定や点数を見つめることではありません。間違えた問題に対してどうして間違えたのか、どこが知識不足なのか、平均点とどれだけ差が開いているのか、など自己分析を行い、自分の日々の勉強に反映させました。自分の不足部分を見つめ直そう、と思うようになってから判定や偏差値はそこまで気にしなくなりました。

人間ですから良い判定や高い偏差値が出たら嬉しいし、悪い出来だったら落ち込むのが普通だと思いますし、それで良いと思います。ですが、その後の行動で試験当日の合否が決まるということは忘れないでほしいです。現に、模試の判定がほとんどEしか取れなかった私が上智大学に合格しているわけですから(笑)

模試には主にマーク模試と記述模試の2種類がありますが、センターマーク模試と記述模試で偏差値に差はありましたか?

私の場合、マーク模試と記述模試の偏差値の差はあまりなかったです。どちらを受ける時にも本番の慣れという感覚で受けていました。「私立文系志望は記述がないからマーク模試ができていれば良いよ!」と言っていた友だちもいましたが、私はそうは思いませんでした。

確かに私立大学の入試はほとんどマークですので、マーク模試で点数を取れていれば良いように思われがちです。しかし、振り返ってみると書くことがいかに勉強に必要かを実感しています。マークで答えるのは最終的な手段(つまり入試本番)で、それまでのプロセスとして記述で答えることは損にはならないと思います。

もちろん、入試のためにマーク形式に慣れておくことも大事です。ただ自分の学力を言葉で説明できるか、自分の知識で答案を書けるか、ということも自分の力を伸ばすために大事な勉強法だと思います。

最後にあなたと同じ入学大学、合格大学を目指す受験生に向けて模試に関する総合的なアドバイスをお願いします!

受験が近づいてくると、余裕がなくなってきて模試の判定や偏差値だけを見て大学に入れるかも、落ちるかもと考えすぎてしまう時期がくると思います。点数や結果を気にしなさすぎるのはダメだと思いますが、気にしすぎることはもっとダメです。みなさんの頑張りはAからEまでの5つの文字で評価されるわけではありません。

先ほどもお伝えしましたが、模試の結果を見て喜んでも落ち込んでも良いのです、その後に自分としっかり向き合う時間を作れるかどうかで受験当日の力の差が出てくるのだと思います。模試は自己分析表です、大いに有効活用してくださいね!