合格体験記
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2017年東京大学文科三類合格者のセンター化学基礎の対策・解き方

ーー化学基礎に時間をかけられない中でも早い段階からの対策で9割越えを安定させるーー

2017年東京大学文科三類合格者のセンター化学基礎の対策・解き方
年度
2017年(1浪)
入学
東京大学文科三類
合格大学
早稲田大学文学部
出身高校
沖縄県私立興南高校
センター試験
英語 200点 / 数I・A 91点 / 数II・B 97点 / 国語 168点 / 世界史 91点 / 地理 83点 / 化学基礎 46点 / 物理基礎 46点

センター化学基礎の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標50点。化学基礎で満点を取るために重視したことは、公式を原理的に捉えて使うことです。暗記すべきことも一定数ある化学基礎ですが、計算も暗記に頼るがためにド忘れなどをして失点する、なんて話もよく聞きます。

僕は可能な限り暗記に頼らず、「濃度ってなんだろうか」「molってなんだろうか」と考えながら立式をするようにしました。これにより焦らず計算問題に挑めるようになり、結果として高得点も狙えるようになりました。

センター化学基礎の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

『短期攻略センター化学基礎』を使いました。この参考書は網羅的に、かつ標準レベルの問題が揃っていて、僕は2週間に1時間のペースで可能な限り問題を解きました。

全体としては2周して、解説でよくわからなかった部分は教科書の関連ページを読んで理解を深めました。時間はかけられなかったため、問題を解く量にはこだわらずに各問題にじっくり取り組みました。どの問題も他人に説明できるレベルに到達すれば申し分ないです。

間違ったらその場で理解することを心がけ、解けたか否かに関わらず2週目も全ての問題に取り組むといいでしょう。

センター化学基礎で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

とにかく計算は丁寧に行いました。知識系の問題はできるだけ素早く取り組む一方、計算問題は簡単なものでも確実に式を書いて解くことで、計算ミスを防ぎました。

化学基礎にかけた20分のうち、数分は見直しに使えるよう計算速度をあげるとミスがほとんどなくなり、安定して満点または1ミスで終えることができました。また、正解がよくわからない問題は無理に悩まず、とりあえず正解に見えるものを選んで次に進む潔さは重要です。

センター化学基礎の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

後悔はありません。効率よく学習できました。理科基礎は全体として入試の点に絡む割合が小さいですが、ほおっておくことなく定期的に取り組んだことは、とても良かったことだと思います。

理科基礎自体は高校1年生でも習う科目ですので、受験学年でなくとも定期試験や普段からの予習、復習を大事にしていれば、センター試験に対応する下準備は整えられるでしょう。

しないほうがいいこととしては、模試を過信することです。新課程になってまだ数年であるため、問題の形式や難易度は上下しやすいです。本番でも混乱しないため、演習の際から多様な形式、難易度に触れて見ることも重要です。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター化学基礎で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

化学基礎に限らず、理科基礎は教科書のレベルで十分対応できます。高1で履修する場合も定期テストに際して試験範囲を一週間以上前から時間をかけて勉強していれば、受験学年になってもすぐに得点できるようになるはずです。

時間配分等実践的なところはもう一つの科目との兼ね合いにもよりますが、それを知るためにも模試では「どの分野が得意で、どの分野が苦手か」を意識して自分なりの解き進めかたを考えてください。

余談ではありますが、化学基礎の50点は古文や評論と同じ配点です。センター試験全体の点をあげるのにはどの50点をあげるべきか、なども考慮しながら、直前期は頑張ってください。