合格体験記
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2017年東京大学文科三類合格者のセンター国語の対策・解き方

ーーセンター国語が苦手でも地道な対策で安定して170越えを目指すーー

2017年東京大学文科三類合格者のセンター国語の対策・解き方
年度
2017年(1浪)
入学
東京大学文科三類
合格大学
早稲田大学文学部
出身高校
沖縄県私立興南高校
センター試験
英語 200点 / 数I・A 91点 / 数II・B 97点 / 国語 168点 / 世界史 91点 / 地理 83点 / 化学基礎 46点 / 物理基礎 46点

センター国語の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標は現代文70点、古典100点を目標にしました。現代文がいつも安定しなかったので、基礎的な範囲からの出題が多い古典で得点することにしました。

そのためには、現代文を40分以内に解けるようにした上で、古文の単語と文法、漢文句形のを徹底的に暗記することが一番重要でした。古典で安定すれば現代文にも時間をかけられるので、まずは古典の知識を固めましょう。

センター国語の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

センター対策として勉強を始めたわけではありませんが、古典の基礎知識は高1高2のうちから対策を始めました。古語単語は単語帳を使うのではなく、できるだけ辞書を引きながら原義をたどって暗記しました。

文章を読むたびに辞書で調べることで、少しずつではありますが忘れにくい知識として頭に残っていきました。高3になってからは集中的にマーク式の現代文の勉強を始めました。

対策としては、センター試験の過去問や駿台模試の過去問を解いて、解答解説を読む、というシンプルなやり方でした。

センター国語の第1問(評論)の対策・解き方を教えてください。

『現代文キーワード読解』はとてもおすすめです。センター試験に限らず、現代文入試全体でよく問われるトピックについての解説があるので、ぜひ一度目を通してほしいです。

また、問題を解く際は「選択肢の後半に気をつける」ことを意識しました。はじめに各選択肢の後半部分だけを見て絶対に間違っていると言えるものを削除し、残った選択肢のみを上から読みました。そうすることで無駄に読む量を減らすことができ、全体としてはやく安定した得点を出すことに成功しました。

センター国語の第2問(小説)の対策・解き方を教えてください。

第2問は文章が長いことが多いので、評論と異なりあまり文中にマークしないようにしました。できるだけはやく読み通して、問題を解く際にまた返って読む、というサイクルで進めました。

小説は登場人物が多いこともよくあるので、人物に「A、B、C」などの記号を割り当てて、発言や感情の描写があれば誰のものなのかを明示しておくと読解に役立ちます。

センター国語の第3問(古文)の対策・解き方を教えてください。

古文は基本的な知識があれば、はじめの古語単語で15点、文法で5点、計20点を安定して取ることができます。そのため、この20点で落とさないよう、常に基礎知識には気を配って暗記していました。

読解は中身がわかれば解けることも多いので、評論と同じく選択肢の後半に目をつけながら選びました。古文では形容詞が重要になることも多いので、形容詞が傍線にあれば注意して選択肢を読んでください。

センター国語の第4問(漢文)の対策・解き方を教えてください。

漢文は内容のほとんどが基本であるので、普段から漢和辞典を引いて知識をつけていきました。英語のようにSVを意識して矩形を覚えていたので、白文訓読の問題にも比較的楽に取り組めました。

漢文は話のオチを読解することが重要ですが、同じような話が繰り返し出題されることも多いので、模試を受けたらいつも簡単に要約するようにしていました。

センター国語の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

センター国語では、解く順番が重要になって来ました。解ける実力があっても、時間をかけるバランスによってはそれを発揮できないからです。僕は、漢文→評論→小説→古文、の順で解きました。漢文は得意だったので15分で取り組み、時間がかかる評論に余った時間を使いました。

小説はできるだけ20分以内に解くように心がけ、最後に古文を持ってきました。古文は難しすぎると精神的に苦しくなってしまい、あとあとに響くことが過去のセンター試験にありましたので、追い込まれてもダメージが少ない最後に持ってきました。

自分の得意なものを先に持ってきて、ある程度落ち着いた上で苦手なものを解く、という流れがおすすめです。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター国語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

センター国語は得意な人はいつでも高得点を取る反面、苦手な人にとってはなかなか難しい試験ですよね。しかし、時間をかけて知識をつけ、速読力をつけることで、安定して得点できる様になります。成績が上がらなくても諦めず、対策進めてほしいです。

「国語は感覚だ」「国語はセンスだ」と巷ではよく聞きますが、僕は80点代から平均170点まで上げることができました。センスがなくとも、文章が難しくても、努力すれば点は上がりますから、ぜひアドバイスを参考に頑張ってください。