合格体験記
# センター試験
# センター国語

2017年お茶の水女子大学文教育学部合格者のセンター国語の対策・解き方

ーー線を引くだけで論理的に選択肢を絞り込み満点を目指すーー

2017年お茶の水女子大学文教育学部合格者のセンター国語の対策・解き方
年度
2017年(現役)
入学
お茶の水女子大学文教育学部
出身高校
福岡県立小倉高校
センター試験
英語 186点 / 数I・A 93点 / 数II・B 72点 / 国語 157点 / 日本史 51点 / 倫理・政治経済 67点 / 生物基礎 47点 / 物理基礎 37点

センター国語の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

目標は満点でした。ひとつのミスもしたくなかったため、主観的にではなく論理的に正解を導き出せるようになることが重要と考えていました。特に第2問の小説問題では、論理的に答えたつもりでも案外主観的かつひとりよがりに選択肢を選んでしまっているときがあり、満点を目指すにはここを改善していくことが必要不可欠だと考えていました。

センター国語の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

センター対策は12月中旬から始め、センター試験本番までに10年分程度解きました。河合出版のセンター試験過去問レビューを使い、過去問をひたすら解いていました。

そのときに、自分が正解と思ったもの以外の選択肢について、選択肢中のどの記述が本文や問いに合わないのかを考えて該当箇所にシャーペンで線を引いていました。こうすると、後で答え合わせをしたり解説を読んだ時に、自分がどのような思考でその選択肢を選ぶに至ったかを可視化することができ、振り返りがとても楽になるんです。

解説を読んで理解したら、今度は赤ペンで正しい「本文や問いに合わない箇所」に線を引きます。これで、自分の考え方と正解との考え方の違いを可視化できます。これを繰り返していくことで、少しずつ自分の考え方が解説に近づいていき、得点を伸ばすことができました。

センター国語の第1問(評論)の対策・解き方を教えてください。

2次試験対策として現代文の語彙にある程度習熟していたことで解きやすくなりました。また、客観的事実が説明されている文なのか、筆者が自らの見解を述べている文なのか、解き終わった文章であっても何度も読んですぐに判読できるようになっておいたのはとても良かったです。漢字の問題は選択肢をいっぺんに見てしまうと混乱してしまうので、手などで隠しながらひとつずつ選択肢を検討していくのがオススメです!

センター国語の第2問(小説)の対策・解き方を教えてください。

点が伸びないときは登場人物の感情を表す地の文の描写を読み取れていないか誤解してしまっていることが多かったです。例えば2017年の第2問で例を挙げると、「小路に這入ると落ち葉が多かった。(中略)歩みの下にさくさくと鳴るのも秋の公園の路らしかった。」の「さくさく」という擬音語は、主人公が期待と楽しみでワクワクしていることを表しています。慣れるまでは解説を読むときに線を引くなどして感情描写を確実に読み取っていけるようにすると良いですよ。

センター国語の第3問(古文)の対策・解き方を教えてください。

まず基本的な古単と助動詞をしっかり覚えてください。苦手な人には辛いかもしれませんが、特に助動詞の活用をしっかり頭に入れると古文で書かれた文章を読む速度が上がり、その分考えたり選択肢を検討したりする時間が増えて正答率も上がっていきます!古単はセンターレベルだと300語も覚えていれば十分だと個人的には考えますが、私は2次試験にも古文を使ったのでセンター前から500語程度覚えていました。また、例えば寝殿造りの構造や和歌の枕詞・掛詞といった古文常識が頭に入っていると、本文を読み切らないまま答えが出るときもあります。余裕のある人はぜひやってみてください。

センター国語の第4問(漢文)の対策・解き方を教えてください。

漢字の読みと句形を押さえていれば大丈夫です。句形は高校で教わるものを全てマスターすれば完璧すぎるぐらいですが、高校で扱う句形の数はそんなに多くないので、集中的に覚えてしまいましょう。私は8月中旬ごろにふと思い立って土日で全部頭に叩き込みました。一度頭に入れると忘れても思い出すのにそんなに時間もかからないので、早めに取り組むことをお勧めします。私はどうしても頭に入らない句形を何回も書いて頭に入れていました。また、本文の注釈を始めに読んでから本文を読み始めると、内容が理解しやすくて良かったです。

センター国語の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

私は個人的に現代文が好きだったので、第1問から順番に解いていました。国語は得意科目だったので普通に解いても時間内に解き終わっていました。時間を意識して解いたのは短い期間だったのですが、第1問と第2問がそれぞれ15分、第3問と第4問がそれぞれ10分という感じで解いていました。

過去問を解いた感覚で毎回30分ほど時間が余ることが分かったので、余った30分の中での見直しの順番を考えました。まずは絶対に正解したい漢字・古単を見直し、次に得点しやすい古典を確認して、最後に現代文を見直そう、といった感じです。

国語はその場で悩んでも泥沼にはまるだけのことが多いので、一度別の問題に触れ、また見直しのときに戻ってくるやり方が自分には合っていました。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター国語で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

国語だからといってフィーリングで解くことなく、理論的に考えて正解を導いていくことが大切です。めんどくさがらずに先ほど対策の項に書いたように本文や選択肢に線を引いてください!そして必ず見直しをして、自分が本文のどこを正しく読みとり、どこを誤認してしまったのかつぶさに確認していってください。必ず点が伸びますので!