合格体験記
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2013年東京大学文科三類合格者のセンター世界史の対策・解き方

ーー詳説世界史研究の読み込みと1問1答での演習を反復し確実に満点を目指すーー

2013年東京大学文科三類合格者のセンター世界史の対策・解き方
年度
2013年(1浪)
入学
東京大学文科三類
合格大学
早稲田大学国際教養学部
早稲田大学社会科学部
出身高校
熊本県立熊本高校
センター試験
英語 196点 / 数I・A 96点 / 数II・B 88点 / 国語 186点 / 地学 98点 / 世界史 100点 / 地理 84点

センター世界史の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

センター世界史の目標点は満点でした。そのために重要だったのは複数の地域の出来事を時系列で並べかえる問題を確実に正答することですね。

ほとんどの問題は単純な暗記で、ある程度歴史の流れや用語を押さえていれば解ける問題ですが、複数の地域を跨いだ出来事を時系列を並べかえる問題は、地域を超えた広い視野が必要になります。

複数の地域を横断した歴史認識を持っていなければ答えることが難しいため、この点を重点的に学習する必要があると感じていました。

センター世界史の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

参考書として『詳説世界史研究』を、問題集として『東大の世界史25ヶ年』、山川の『1問1答世界史』を使用していました。

世界史の学習には3通りあると思います。1つ目は世界史全体の流れを学習する「通史的な学習」。学校の通常の授業などがこれに当たります。2つ目はあるテーマに基づいて世界史を認識する「テーマ史的な学習」。国公立大学の記述問題などで学習することがこれに当たると思います。3つ目が「歴史用語暗記」。これは世界史の流れの中で、人物名や出来事の名称などを記憶する学習で、英語で言う英単語の暗記のようなものですね。私はこれら3つの学習をそれぞれの参考書に対応させて学習していました。

『詳説世界史研究』を読み進めて世界史全体を通史的に振り返る、東大の過去問で答案を作成しながら、解説と『詳説世界史研究』の該当部分を読みテーマ史的な学習を進める、山川の『1問1答』で暗記を進めるというのを毎日2~3時間時間をとって行なっていました。

センター世界史で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

解く順番は最初からでいいと思います。普通に解いていたら時間は余るはずなので、見直しを徹底することが重要ですね。暗記科目なので見直しは必要ないように思われがちですが、そんなことはありません。穴が空くほど確認しても意外なポイントでミスをしていることもあります。

例えば似た名前の人物名をパッと読んだだけで勘違いして別の人物で認識していないかなど、細かいミスを挙げればキリがありません。ジャクソンとジョンソンなど、全然違うことをやった人ですが、パッと見の名前が似ているのでひっかけに使われやすいです。ここまでくるともはやただの嫌がらせにしか思えませんが、実際に過去のセンター模試で出題され私は見事に引っかかりました。

満点を目指すならこういったケアレスミスが命取りとなります。満点を目指すような世界史が得意な人でも読み間違いなどのミスは意識していなければ避けられないので、自信のある人ほど油断せず見直しを徹底すべきです。

センター世界史の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

暗記は地道に行うしかないので、あとはケアレスミスをいかになくすかが重要になりますね。ケアレスミスをなくすためには普段から意識しておくことが必要です。

私は問題を解いてケアレスミスで間違ったら、どういった間違いをしたのかを1冊のノートにメモしていました(これは世界史に限らず、全教科そうしていたのですが)。それを毎回模試などの直前に確認し体に覚えこませ、頭の中にチェックリストが浮かぶ状態にしていました。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター世界史で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

世界史は他の社会科目に比べて膨大な量の情報を暗記しなくてはいけません。これを単純な暗記だと捉えてしまうと学習のモチベーションも湧きませんし、点数にも繋がらないでしょう。一番いいのは世界史にロマンを感じ、楽しんで学習できることです。

そのためにはまずは細かい部分を暗記しようと思わずに、流れを捉えるようにすることが重要ですね。漫画や小説を読むとき登場人物の名前とかはいちいち覚えようとしませんよね。それと同じで、どんなことが起こって結果何が生まれたのか、という大きな視点で捉えることが重要だと思います。

世界史は極めれば間違いなく満点を取れる科目です。ぜひ頑張って、満点を目指してみてください!