合格体験記
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2013年東京大学文科三類合格者のセンター地学の対策・解き方

ーー教科書レベルを超えた図表を中心に学習し満点を目指すーー

2013年東京大学文科三類合格者のセンター地学の対策・解き方
年度
2013年(1浪)
入学
東京大学文科三類
合格大学
早稲田大学国際教養学部
早稲田大学社会科学部
出身高校
熊本県立熊本高校
センター試験
英語 196点 / 数I・A 96点 / 数II・B 88点 / 国語 186点 / 地学 98点 / 世界史 100点 / 地理 84点

センター地学の目標点とその達成のために1番重要だと感じていたことを教えてください。

センター地学の目標は満点でした。そのためにはセンター地学の中でも難易度の高い問題が出題される地層と天体の範囲を徹底して学習しておくことが重要だと感じていましたね。

地層の範囲では断面図の問題で二次元の情報から三次元の空間をイメージしなくてはいけません。これが私はとても苦手で、模試等でも幾度となく間違えました。

天体の範囲でも同じです。二次元的な平面図から天体の動きなどの3次元的な情報を処理しないといけないのでトレーニングが必要になります。逆にこの2つの範囲以外はほぼ暗記で対応できてしまうので、しっかりと問題演習などで訓練が必要な範囲は少ないとも言えますね。

センター地学の対策で使用した参考書・問題集と使い方を教えてください。

地学の学習には図表が非常に役立ちます。細かい公式など一見役に立たなそうなものも、これさえ覚えておけば応用で暗記問題も解けてしまうというものもあるので、図表に書いてあるような公式はそれが表す意味も含めて覚えておくと便利です。あとは赤本を使って過去問をひたすら行っていましたね。間違えた問題について解説と図表を用いて確認するのが一番だと思います。

私は地学自体がけっこう好きで、浪人の時は東大地学の過去問を解いたりもしていましたが、公式の意味を理解するには役にたったかなと。普通は絶対にやる必要はないですけどね。

またこれは元も子もない内容ですが、地学は先生に恵まれることも重要です。高校によっては地学の先生がいないとかいても所詮文系の選択科目なのであまり熱心ではないということもあるかと思います。

ある程度点を取るだけならこういった環境でも問題ないと思いますが、満点を目指すとなると先生がどれだけ細かいところまで踏み込んで教えてくれるかがポイントになります。

特に独学で満点を取ることはかなり難しいと思いますので、地学が選択できない高校の方でセンター理系科目で高得点を目指す人にはおすすめできませんね。

センター地学で時間配分、解く順番など試験時間中に意識していたことを教えてください。

単純な暗記問題はさっさと解いて計算に時間をかけることが重要です。計算問題は公式と考え方と計算さえあっていれば絶対正答なので、記憶に頼らざるを得ない暗記問題よりは時間をかける価値があります。

特に暗記問題では重箱の隅をつつくような、嫌がらせのような問題も出題されますのでそのような問題に悩まないことが重要ですね。

あとは自分が不安な公式などは試験前にまとめて確認して、試験が始まったら使う使わないに関係なくどこかにメモしておくとど忘れを防げるので効果的です。

センター地学の対策を振り返って本番の点数に直結したこと、直結せず後悔していることを教えてください。

それなりの点数を目指す人には必要ないかと思いますが、満点を目指す人にはぜひ図表の活用をおすすめしたいです。かなり細かい知識もありますが単純な暗記だけでなく、しっかりと理解できるように絵や図を交えつつ解説してくれているので、視覚的に捉えることができます。

あとは私は趣味程度に東大地学の過去問を解いていましたが、普通なら絶対にやる必要ないですね。やはり東大の過去問は良問ぞろいなので地学に対する理解は深まりますが、それがセンターの点数に直結するかというと微妙です。

最後にセンター試験を終えた今だからこそ言えるセンター地学で高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

文系の方は、センター理系科目はどうしても優先度が下がってしまうと思いますので、早め早めの学習が重要だと思います。私は学校のカリキュラムの関係上、2年から地学の学習をはじめましたが、1年生からコツコツとやっていれば直前期に焦ることもありません。

またセンター地学はかなり細かい知識を問う問題も数問出題されます。基本的には時間が余る科目だと思いますので、見直しを徹底して知っている知識をフル活用して考え抜き、ぜひ満点を目指してください。