勉強法

模試直しは『間違った問題を解けるようにすること』で本当に十分?

模試直しは『間違った問題を解けるようにすること』で本当に十分?

模試直しは解けなかった問題を解けるようにしただけでは不十分


模試直しを面倒くさがってやっていない人は、せっかく模試に費やした貴重な時間をムダしています。

数少ない模試直しの機会を有効活用しないことの方が後々もっと面倒くさいことになるので、後回しにせずやってしまいましょう。

ただ、単純に模試を見直したら十分なのかと言うと実はそういう訳でもないのです。

「間違えた問題を解けるようにすること」自体は良いのですが、その段階で止まっていると対策がいつも後手後手に回ってしまい現状より上の段階に進むことができません。

つまり、ある模試で解けなかった問題を解けるようにしたからといって、次の模試で新しい別の問題が出題されたら解けないということです。

当然ですが、新しい問題が解けるようにならなければ偏差値は上がりません。ここに多くの人がつまづくポイントがあるのです。

「何をしておくべきだったのか」を考えないと偏差値は上がらない



そこで「間違えた問題を解けるようにすること」以外に何をすれば良いのかというと「何をしておくべきだったのか」を考えることです。

例えば、長文読解の問題である単語を知らないがために不正解だったのであれば、「その単語をノートにメモしておく」では不十分な訳です。

今度は違う単語でつまづく可能性があり、いつまでも間違いとイタチごっこするはめになるので偏差値は上がりません。

一方で、「何をしておくべきだったのか考える」とは、この例で言うと「知らなかった単語が自分の使っている単語帳に出ているか調べて、載っているようなら勉強の仕方が悪かったということなので、単語帳の勉強の仕方を見直す」というレベルのことです。

そうやって表面的な修正ではなく、勉強法根本から見直すことで間違える原因から対策できるので、より良い勉強法を身につけて、確実に偏差値を上げていくことができます。

ただ注意してほしいことは、模試で間違えた問題すべてに対してこの方法をやっていく必要はないということです。

なぜなら、入試も模試も完答する必要は全く無く、自分の目標偏差値や合格点に届くだけの勉強をしておけばいいので、模試の中にも「解けておくべき問題」と「解けなくてもよい問題」があるからです。

「解けるべき問題」と「解けなくてよい問題」の見極め方



「どの問題が解けるべきだったのかどうか」は自分の目標点数(または偏差値)次第です。あと20点ほしいと思ったならあと20点分の問題に対して「何をしていれば解けたのか」を考えて新しく対策を始める必要があります。

逆に、目標点数を取ろうとした時に「解けなくてもよい問題」に対しては、「何をすべきだったのか」は考える必要はありません。その問題が解けなくても志望校には合格できますからね。

ただ、間違い直しはやっておいて損はないので、解けなくても良い問題も解けるようにしておきましょうね。