勉強法

暗記をしたのに試験の時に思い出せないのは「思い出す練習」をしていないから

暗記をしたのに試験の時に思い出せないのは「思い出す練習」をしていないから

覚えるだけなら誰でもできる。肝心なのは思い出せること。


「一生懸命暗記しているのに点数に繋がらない」という人に一回考えてほしいのが「暗記」をするプロセス。

暗記はある物事を覚えて(=認知)、それを思い出す(=想起)という2つのプロセスから成立しますが、

暗記が点数に繋がらない最大の理由は、暗記が覚えていること(=認知)に留まっていて思い出せるかを確認していないことです。

例えば、increaceという単語を暗記したいと考えている時に「増加する」という単語の意味を覚えたものの、自分が単語を見て意味を思い出せるかを確認せずテストに挑めば、当然思い出せるかはわかりません。

一方で、increaceを見て「増加する」という意味を思い出せるかを確認してからテストに挑めば、解けないことは必ずありません。既に思い出せることは確認しているからです。

つまり、実際に試験上で必要なのは、覚えていることではなく、思い出せることであるので、いくら覚えていても思い出せなければ点数に繋がりません。

そのことを踏まえると、「何かを覚えたい」と考えた時には常にそれが思い出せるかを確認するようにしないと、いざ試験の際に役に立たないということです。

問題を解いて覚えないと、試験の役に立たない記憶になる


思い出せるかを確認するには問題を解くのが手っ取り早いです。

「覚えたか、覚えてないか」の違いは曖昧ですが、「問題が解けるかどうか」はすぐに分かるので、覚えたつもりを確実に防ぐことができます。

単語を覚えるときに意味を知っているかどうかで確認していれば、本当は思い出せないのに覚えたつもりになってしまいますが、「赤シートで隠す」「小テスト形式にする」「単語カードを使う」といったように実際に思い出す作業を加えることで試験中に役立つレベルで暗記できます。

教科書を読む時でもこの考え方は必要で、「豊臣秀吉が太閤検地を実施して度量衡を統一し、枡は京枡に統一した」という文章があったとします。

これを漠然と読んで覚えただけでは、「秀吉が基準にした枡は?」という問題に答えることは、相当もともとの記憶力が強くないと不可能でしょう。

一方で読んで覚えるだけではなく、一問一答や空欄補充型の問題集で「秀吉が基準にした枡は?」という問題を解けるようにした人は簡単に思い出せます。

漠然として覚えたことは、漠然としか思い出せないので、常に自力で思い出せるかを問題を解いて確認しましょう。