勉強法

数学の総復習をして模試の成績が上がる人は問題集を1ページ目から解かない?

数学の総復習をして模試の成績が上がる人は問題集を1ページ目から解かない?

問題集を1ページ目から解いてはいけない理由


「問題集は1ページ目から解くもの。」数学1Aなら「数と式」、数学2Bなら「式と証明」、数学3なら「複素数平面」から始めるのが普通。

誰だって無意識にそう考えてしまいますが、効率よく復習するならこの考えは捨てるべきです。

その理由は2つ、まず第一に苦手な分野を見つけて狙い撃ちするのが最も効率の良い勉強法であること。

もう1つは、最初の方の問題は割と簡単で段々と難しくなるため、前から順番に解くと本当に復習すべきところまでたどり着けなくなる可能性が高いからです。

数学の復習をするときは復習をする順番と分野に合わせた復習方法を意識すると、効率よく復習することが出来ます。

まずは苦手分野、次が志望校で頻出の分野


数学でまず復習すべきは苦手分野、わかっているならピンポイントで苦手意識がある問題です。

ただし、苦手な分野というのは一回の模試の成績表を見ただけで分かるものではありません。

過去2,3回の模試の他の受験生との出来を比較し、また答案を見てただ計算ミスしただけではないか、そこまで調べた上で判断しましょう。

苦手意識のある分野の次に優先度が高いのは、志望校で頻出の分野です。これは赤本の最初の方に載っている教科別の分析のところに書いてある場合がほとんどなので、それを参考にしてください。

もしも志望校が未定の場合は「場合の数と確率」「ベクトル」「図形と方程式」「微分・積分」はどの大学でもよく出題されるので、この中から不安なものを選んで解くべきです。

数Ⅲを未習の理系は「確率」「数列」「ベクトル」を優先して復習すべき


理系の人は数学Ⅲをすべて習い終える前にⅠAⅡBの復習をする人も多いと思いますが、数学Ⅲを効率よく学習するために優先して復習するといい分野があります。

それが「数列」「ベクトル」「確率」の3分野。数列と確率は数Ⅲの「極限」、ベクトルは数Ⅲの「複素数平面」「積分法の応用」においてそれぞれ頻繁に用いることになります。

逆に優先順位が低い分野が「微分積分」です。「微分積分」は数Ⅱでやることは数学Ⅲにほぼ含まれているので、ほとんどの理系は数学Ⅲの方でついていくことが出来ればおのずと数学Ⅱの方も解けるようになります。

ただしここに挙げたのは本当に基礎の基礎ができない人が復習すべき分野です。数列で言えば等比数列の和の公式がわかるか、漸化式は解けるかというレベル。

それが出来ているなら、基本的にはやはり苦手分野、志望校で頻出の分野から復習すべきです。

数学Ⅲを習い始めたら、数学Ⅲの得点が伸びない理系が『微分積分』の計算問題を解きまくると完答が増える理由にも書いた通り、微積計算がかなり重要になることも忘れないでくださいね。