合格体験記
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2015年東京大学経済学部合格者の受験校・併願校・試験日程
ーー「通いたいか」に重点を置き私立を受けずに第一志望対策にかける時間を増やすーー

「通いたいか」に重点を置き私立を受けずに第一志望対策にかける時間を増やす
年度
2015年(現役)
入学
東京大学経済学部
出身高校
三重県立四日市高校
センター試験
英語 194点 / 数I・A 86点 / 数II・B 75点 / 国語 186点 / 日本史 97点 / 世界史 98点 / 生物基礎 47点 / 化学基礎 50点

受験校・併願校・試験日程を決めるにあたって大事にしたこと、迷ったことを教えてください。

親から「私立大学なら家から通えるところしか駄目」と言われていたので、私立大学を受験しないことはあまり迷いませんでした。

私は三重出身なので自宅から通える範囲の私立大学というと、南山大学(経済学部の偏差値:52〜55)が最高レベルの状態で、自分に合わないと思ったからです。

後期日程で東大後期を受けるか、一橋を受けるか横浜国立大あたりを受けるかは迷いましたね。

当初、後期は国公立で確実に合格できるところにしようと考えていたのですが、やはりどうせならレベルの高いところで学びたいと思うようになり、東大か一橋に絞り、「東大後期(現在はありません)は文理共通で数Ⅲの内容を含む」というのに怖気付いて最終的に一橋に決めました。

直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?

東大は試験直前には過去問を解いて、自己採点で過去の合格最低点を超えるようになっていたので、いつも通りにやれば受かるだろうと思っていましたね。

逆に一橋大は過去問を解いて全く手応えがなく、対策もほとんどしていなかったので落ちるだろうと思っていました。当日自分の得意分野からばかり問題が出ることを祈るばかりでした。

受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。

私立を受験しなかったために、周りの友達が早稲田や慶應などを受験するために学校を次々に休むのを見たときはとても不安になりましたね。

しかし、「みんなが受験しに行っている時間を、自分は第一志望の対策に充てられるんだ」と考えるようにして自分を落ち着けていました。

また後期日程があるとはいえ、一橋経済の後期は倍率15倍越え、そのうえ2教科のみの試験で、苦手科目数学が課されているという状況でしたので前期の東大で落ちれば後はない、と考えていました。

それゆえ合格発表までの期間は気が気でなく、全然後期日程の勉強に集中できませんでしたね。

その際はレベルを落としてでも私立大学を受けておけばよかったとも思いました。

試験本番の期間で特に感情的に厳しかった時期と、感情の起伏を合否に影響させないために重要だと思うことは何ですか?

最も辛かったのは東大二次試験後〜東大合格発表前ですね。

東大の試験が終わって気が抜けてしまったこと、一橋の過去問が難しすぎること、先の質問で答えた通り東大の合否への不安等から勉強に集中できなくなってしまったからです。

勉強しなければいけないのに、なぜ以前のように勉強できなくなってしまったんだ、と焦りが募るばかりでした。

受験を終えた今思うと、後期試験の過去問も一通り解いておけば少しは気が楽だったかもしれません。

また、私はあまり東大の二次試験前は感情の起伏はありませんでしたが、それは前日まで「普段通り」過ごしていたからだと思っています。

試験前には特別なことをするのではなく、いつもと同じ勉強を、いつもと同じ時間だけ行うと良いと思います。

あなたと同じ大学群、同じ学科系統志望の受験生に向けてこの学部志望の人向けに受験校の決め方・試験期間中の総合的なアドバイスをお願いします。

第一志望に受かったからこそ言えるのかもしれませんが、「むやみに併願校を受けないこと」です。

併願校を増やせばそれだけ併願校対策にかかる時間も、受験にかかる時間も増えます。

その時間を全て第一志望対策に回せたことは自分の勝因だと思っていますので。

受けるのであれば、併願校は2校までが望ましいと思います。

それ以上は試験慣れという意味でも、行きたい大学かどうかという観点でもあまり意味がないのではないでしょうか。