合格体験記
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2011年早稲田大学文化構想学部合格者の国語の過去問対策・解き方
ーー勝負となる文補充に25分以上割くために全力を尽くすーー

勝負となる文補充に25分以上割くために全力を尽くす
年度
2011年(現役)
入学
慶應義塾大学文学部
合格大学
早稲田大学文化構想学部
早稲田大学教育学部
上智大学文学部
青山学院大学文学部
出身高校
東京都私立錦城高校
センター試験
英語 188点 / 国語 140点 / 日本史 92点

合否のカギを握ると思った設問や、問題全体に対する印象を教えてください。

上智の文学部や外国語学部と異なり、毎年同じ設問に同じ形式の問題が確実に来るので、対策はしやすいと感じていました。

勝負所はやはり設問IIIの「文補充」。正確に各設問の配点がわかっているわけではないですが文補充が最も難易度が高く配点も高く、1つ間違えると連鎖的に間違えるためここはめちゃくちゃ得点が高いか低いかのどちらかだろうと。

実際にこの設問がうまくいった気がした文化構想学部には合格し、失敗した文学部には不合格となったので、文補充が合否を握っているのは間違いないと思います。

文補充は小手先のテクニックで解ける問題ではないと感じたのでいかに文補充の正答率をあげられるように他の設問を早く正確に解くかが大事だとも考えていました。

解く順番・時間配分について教えてください。

解く順番は文補充と要約に最大限時間を割くためにI,II,IV, III,V、時間配分は、Iに14分、IIに24分、IVに7分、IIIに25分、Vに20分と自分で決めていました。過去問を解き直す際もこの時間感覚を徹底することによって本番も慌てずにすみました。

先に空欄補充を解きいて文補充に25分以上残せるかを一つの重要な指標におくことを重視して先にIII,V以外を解くという戦略を立てました。

設問1をどのように解いていたか教えてください。

Iは、文脈を重視することはもちろんのこと、ポジティブな意味の語が入るのか、ネガティブな語が入るのかを選択肢を見る前に考える、andなどの接続詞の関係から推測する、直前の形容詞、副詞で入りそうな意味を限定するなどすれば空欄の前後のみを見れば良いですね。

ただ、全体の文脈を意識しつつ空欄の前後も見るというのが基本的な解き方だと思います。テクニック頼りの解き方には反対ですね。

設問2をどのように解いていたか教えてください。

IIは、先に設問を読んで何が聞かれているかだけ確認してそれを頭に残しながら長文を読み、分かり次第解答する、そして一通り読んだらその選んだ答えがあっているかもう一度その場ですぐ確認しました。

B,Cの問題は長文がかなり長くなりますから、1段落読んだら1問解くという形式を採用しました。全部長文を読んでから問題を解くのはロスする時間がないのでやめたほうがいいかと。このあたりで時間を失うと文補充に避ける時間がどんどん減ります。

設問3をどのように解いていたか教えてください。

IIIは最も難しい文補充。私が何回も解いて最終的に行き着いた解き方は1.先に選択肢を全てチェック、2.選択肢のThisなどの指示語=既出を手がかりにする、3.選択肢にある接続詞に着目するの3つです。

それに加えて本文を読んでいるときに、段落の近くになんの話なのかメモするのも大事かなと。例えば「過去の女性の社会的地位」といった具合です。

必ず先に選択肢をチェックし、指示語や選択肢がどんな内容か把握します。そのあとに本文を解いて行って、段落を読むと明らかにその空欄と選択肢がしぼられるのが見つかります

イメージ的にそれが3~4個あるので、残りは消去法で解くとという感じですね。

選択肢の内容、長文の内容を一言でそれぞれメモしておくとそれが一致するのを選べば自然と正解になる
のが7個中3個ぐらいは必ずあるのです。そのあと消去法を使いながらあてにいきました。

設問4をどのように解いていたか教えてください。

IVは会話文の空欄補充ですが、選択肢のほうは疑問文と疑問文でない選択肢に分類する、空欄のほうは動詞が入る、名詞が入るなどをメモして徹底的に考える際の無駄を排除しました。動詞が入るとわかっているのに名詞の選択肢を見るのは時間の無駄ですし、こういう無駄の時間を徹底的に減らしていかないとあとで見直しの時間がとれなくなります。

本文を読み始める前に選択肢を分類する作業は絶対にやったほうがよいと個人的に思ってます。

設問5をどのように解いていたか教えてください。

Vは英語での要約ですね。この設問で失敗する人の特徴は最初から英文で考え始め、何度も書き直して時間がなくなるパターンですので、先に書く内容を日本語で考える⇒それを英語にするが成功するためには非常に重要ですね。

それに加えて全ての年度にあてはまるわけではないので注意したいが、基本的に逆説を使った方がうまくいく可能性が高いです。

Althogh SV, While SV, Though SV,で「〜だけれども、〜」とやるか、~,butという流れの文章にします。
日本語で考えるときから逆説を使うイメージをしながら。もし逆説を使ったらおかしい場合は,andでつないで切り抜けます。

私は日本語を考えてから英文にする、逆説を使う、使えない場合はandを用いるという戦略で乗り切りました。

最後に合格したからこそ言える高得点をとるためのアドバイスをお願いします!

早稲田の文化構想学部は英語で8割以上とらないと合格は厳しくなると思いますし、その8割を越えるためには文補充をほぼ満点をとる必要があります。

となるとテクニックで乗り切りたいと思ってしまうのですが、それは直前期にやることであって、直前までは英語長文をひたすら読んで復習して読解力をあげるしかありません。

早稲田だからといって特別なことをやるのではなく、日々英語長文の読解力をコツコツ上げていくことが結果的に合格に近づくと思います。