合格体験記

『センター利用専願で勉強の負担を減らす』東京女子大学現代教養学部国際社会学科合格者のセンター利用の受け方

『センター利用専願で勉強の負担を減らす』東京女子大学現代教養学部国際社会学科合格者のセンター利用の受け方
年度
2015年(現役)
入学
東京女子大学現代教養学部
合格大学
日本女子大学文学部
日本女子大学人間社会学部
出身高校
宮崎県私立延岡学園高校
センター試験
英語 174点 / 国語 150点 / 地理 74点 / 現代社会 86点

合格した学部、不合格になった学部を全て教えてください。試験日程の一連の流れを教えてください。


































日程 学部 試験or合否
1/17 センター試験1日目 試験
1/18 センター試験2日目 試験
2/7 東京女子大学現代教養学部国際社会学科センター利用 合格
2/8 日本女子大学文学部英文学科センター利用 合格
2/8 日本女子大学人間社会センター利用 合格


センター利用の出願校を全て教えてください。またセンター利用のスタンスについても教えてさい。


出願したのは、東京女子大学現代教養学部国際社会学科、日本女子大学の文学部と人間社会学部の3つです。

私は「センター利用専願」、つまり「他の試験は一切受けずにセンター試験一本勝負」という少し特殊な受験タイプでした。

なぜかというと私は受験勉強を始めたのが高3の10月というかなり遅めな時期で、私大の一般試験の対策をする時間がなかったからです。

一般試験は記述であったり少しマニアックな問題が出たりするため、演習に時間がかかります。

それに比べてセンター試験はマーク式でほぼ基礎的な問題しかでないため、こちらを集中的に勉強したほうが効率が良く、対策もやりやすいと思ったのです。

センター試験直前の12月から1月中旬まで、各教科のセンター対策は具体的に何をどれくらい行いましたか?


私は文系なので科目は国語、英語、社会だけでした。

国語は、現代文については日頃からの読書で読解力を鍛えていたからか特に勉強はしないでも過去問で7、8割はとれていました。

そのため、センター直前も週3回ほど授業中に過去問演習するくらいで特に時間をとって勉強はしませんでした。

古典は苦手だったので、12月に入ってからは毎日必ず過去問を2年分はやることにし、とにかく問題に慣れるように努めました。

それでもなかなか点数が伸びず、焦りからいろんな参考書を買い漁ったのを覚えています。

「みんなのセンター教科書 国語(古文・漢文)」や「きめる! センター古文・漢文」、果ては「最短10時間で9割とれる センター古文のスゴ技」のような裏ワザ本にいたるまで、とにかくさまざまな参考書に手を出しました。

一般的にたくさんの参考書に手を出すことは良くないとされていますが、私はたくさんの参考書に目を通し最終的に本当に自分に合ったものを選ぶことが大事だと思ったのです。

英語は、12月初めの時点で過去問で180〜190点あたりを安定してとれるようになっていました。

失点はケアレスミスによるものにとどめておき、単語を知らないなどの知識不足による失点は防ぎたかったので、センター直前も暇さえあれば単語や熟語、イディオムを頭に詰め込んでいました。

あと、長文は演習をすればするほど早く正確に読むことができるようになるので、『英語長文レベル別問題集〈4〉中級編』などを毎日何問かずつ解くようにしていました。

社会は地理と現代社会を選択していました。

センター利用ではどちらか点数の良いほうで自動的に受験することになります。

12月の時点で地理・現代社会ともに過去問での点数は7〜8割ほど。

地理は年によって難しくこともありますし、9割・満点を狙うのが難しい科目といわれています。

そんな地理を9割目指してセンター直前までやるよりも、現代社会で9割を狙いにいったほうが良いと考え、12月中旬頃からは現代社会の勉強により力を入れるようになりました。

過去問は2日に一度解き、あとは毎日『センター現社一問一答』(東進ブックス)をやっていました。休み時間や通学時間など、暇を見つけては読み、最終的に3周くらいしたと思います。

センターリサーチの判定について覚えている限り教えてください。またその結果を確認した直後の感情についても教えてください。


センターリサーチの判定は全てA判定。

第一志望の東京女子大学のセンター得点率のボーダーは79%で、私の得点率は82%でしたのでよっぽどのことがない限り大丈夫だろうと思っていました。

しかしやはりセンター一本勝負ということもあり、不安は少なからず感じていたので、A判定が出てホッと安心したのを覚えています。

センターリサーチが返ってきた後からは合格を確信し、受験が終わったことの開放感でいっぱいになっていました。

センター試験から私立・国立の試験までの期間に意識すべきこと、注意すべきことを教えてください。



私の場合、センター試験が終わったと同時に受験が終わってしまったのですが、ほとんどの人はセンター後からが勝負です。

センターの結果が悪くて打ちひしがれていた人、逆に良い結果が残せて浮かれていた人、その両方が友人にいましたが、どちらもその後の試験で失敗していました。

センター結果を引きずりすぎた挙句、本番ともいえる一般試験または2次試験で力発揮できないことは絶対に避けなくてはなりません。

点数が良くても油断せずに最後の試験が終わるまで集中力を保ち続ける。

点数が悪かった場合は国公立志望であったら致命傷にもなりえますが、とにかく前を向いて挽回を図るしかないと思います。

大学受験を終えたからこそわかるセンター利用のメリットやデメリット、注意点を教えてください。



センター利用の最大のメリットは、私大の一般対策はせずにひたすらセンター対策だけをすればいいことです。時間的にも精神的にも余裕ができます。

また、センターを受けるだけで複数の大学に出願でき、わざわざその大学まで試験を受けに行かなくて良いというのも魅力ですね。

私は地方に住んでいたこともあり交通費や宿泊費だけでも結構なお金がかかってしまうので、センター利用専願にしたことで受験にかかる費用をかなり安くすることができました。

デメリットは総じて最低合格ラインが高いことです。

センター利用は、一般で受ける一つ下が通るといわれていますので いわゆる滑り止めで利用する人が多いです。

また、センターの勉強にも力を入れている国立志望の人も滑り止めで受けるため難易度があがるといえます。

もし高3の12月に戻れるとしたら、センター利用でどこに出願しどれくらい対策をしますか?その理由も含めて教えてください。


もし戻れるとしても同じ所に出願すると思います。

もう少しレベルの高い大学に出願することも考えました。

しかし、MARCHレベルのセンター利用だと、早稲田や慶応を受ける人が滑り止めで出願しているため、途端に受かりにくくなります。

センター専願なのにそんな高いリスクを負いたくはありません。

MARCHより下で、共学より競争率の低い女子大が一番センター利用にお手頃な大学だと私は考えます。

最後に同じ状況の受験生(私立文系・国立理系など)にセンター利用に関するアドバイスをお願いします!


センター利用専願は勉強の負担も少なく、センターのみで受験を終わらせることができます。

もちろん一本勝負ということでリスクがあるのは事実です。

しかし、一般試験を受けることの負担を考えると、センター利用はかなりお手軽に受けることができるのではないでしょうか。

私大志望の人はセンター試験は必要ありませんが、あえてセンターの勉強を頑張ってセンター利用に出願するのもありなんじゃないかと思います。