合格体験記

『過去問演習を徹底し、夏の前後で3割から7割へ』東京大学文科3類合格者の高3の夏休みの地理の勉強法

『過去問演習を徹底し、夏の前後で3割から7割へ』東京大学文科3類合格者の高3の夏休みの地理の勉強法
年度
2013年(1浪)
入学
東京大学法学部
合格大学
早稲田大学社会科学部
早稲田大学国際教養学部
出身高校
熊本県立熊本高校
センター試験
英語 196点 / 数I・A 96点 / 数II・B 88点 / 国語 186点 / 地学 98点 / 世界史 100点 / 地理 84点

夏休みに入る前の時点での第一志望、各教科の状況・課題と夏休みの「コンセプト・目標」を教えてください。


夏休みに入る前の時点で私は東京大学志望でした。

全科目一通り出題範囲の学習を終えており、全統模試などでは70台の偏差値だったので、基礎は定着していると感じていました。そこで夏休みは徹底的に過去問に取り組み、東大の出題形式に慣れることをコンセプトにしました。

夏休みに入る前にあなたが地理で抱えていた課題と、その上でどのような目標を掲げたかを教えてください。


実際に夏休み前に東大の過去問を1年分解いてみると、国数英の3科目はそれなりの得点で、逆に未修範囲の多い世界史はなかなか得点できないという状況でした。

しかし一番問題だったのは、すでに出題範囲の学習が一通り終わっているはずの地理で思った以上に得点が伸びなかったことです。その当時の得点は3割程度でした。

特に得点ができていなかったのが、記述問題で、その範囲は特に対策をしなくては…と感じました。東大の地理は独特な出題形式で、傾向を掴むことが必要だと感じた私は東大地理を徹底して攻略することに決めました。

夏休みに取り組んだ地理の問題集とその使い方・ペース・勉強法を具体的に教えてください。


学習は「東大の地理25カ年」を用いて進めました。1日に1題のペースで解き、その分野を徹底的に復習するようにしていました。

まずは何も見ずに問題を解き、どの程度まで答案を作成できるかを確認します。

その後、解答を見て答案のどの部分が理解できていなかったのかを自分の答案と照合しながら確認し、できていなかった部分を把握します。

できていなかった部分については、教科書・資料集・データブックを用いて徹底的に復習し、ノートにまとめました。ノートにまとめることで、自分ができていなかった部分を、改めて書いて覚えることができ、また試験前などにまとめて復習することができるので便利です。

夏休みに取り組んだことが秋以降どのように役立ったか具体的に教えてください。


傾向や形式に慣れることができ、11月の東大模試の地理では7割程度の好成績をとることができました。記述問題では、得点につながるポイントがなんとなくわかるようになり、逆に得点源とすることができるようになりました。

また東大の過去問は出題範囲から満遍なく問題が作成されています。過去問を用いて、地理の出題範囲を一通り復習したことで、東大の二次試験の成績だけでなく、センター試験の成績も向上し、平均的に9割近く取れるようになりました。

最後に大学受験を終えてみて秋以降に地理の偏差値を伸ばすために夏休みにやるべきだと思うこ とを教えてください!


一通り出題範囲の学習が終わっている方はぜひ過去問を解いてみてください。地理では特に、大学ごとの特色が出るので、過去問に早いうちから触れておくのは重要です。

東大の問題などは出題範囲に偏りが少ないと思うので、東大志望ではなくとも、全体を復習したいと思う方は取り組むといいのではないかと思います。

また出題範囲の学習が一通り終わっていない方は、既習範囲の復習か未修範囲の予習に時間をかけるべきだと思います。復習の際には東大の過去問などを用いて学習するとモチベーションも上がると思うので、解いてみてください!