合格体験記

『小論文の参考書から現代文のイロハを学ぶ』早稲田大学法学部合格者の「小論文を学ぶ」の使い方

『小論文の参考書から現代文のイロハを学ぶ』早稲田大学法学部合格者の「小論文を学ぶ」の使い方
年度
2016年(一浪)
入学
早稲田大学法学部
合格大学
早稲田大学社会科学部
早稲田大学商学部
早稲田大学文学部
早稲田大学教育学部
立教大学法学部
出身高校
群馬県立高崎高校
センター試験
英語 191点 / 国語 170点 / 日本史 97点

『小論文を学ぶ』を使い始めた時期と、この参考書を使い始めた理由を教えてください。


使い始めたのは浪人中の夏休みです。現代文の背景知識を学びたいと思いました。現代文の先生にその悩みを相談したところ、この参考書を推薦してくださいました。

私は早大志望で論述がなかったため、論文というタイトルには違和感を覚えました。しかしこの参考書には論述の記述法のみならず、解答をする上で必要な背景知識が豊富に収録されていました。

具体的には解法の部分が3割、背景知識の部分が7割といった構成になっています。

『小論文を学ぶ』の使い方とその理由を具体的に教えてください。


ひたすら読みました。大変抽象的ですが、この一言に尽きます。何回も読もうと思っていたので線も引いたりせず、ただ読みました。理由は3つあります。

1つ目。この参考書は一回だけでは理解できないからです。かなり難しい内容です。取り扱う背景知識自体が難しいので、理解は容易ではないです。一回で理解しようと思わず、じっくり読み込むことで理解できるようになります。

2つ目。自然にアウトプットできるようになるとここに掲載してある文章の内容は全て大切な事項です。この参考書を使い始める前に、現代文を読んでいて「論理構造は理解できているけど、実際に内容が理解できていない」という事が多かったです。そのトピックのキーワードを出されたときにすぐどんな内容か言えるくらいのレベルに達するべきです。理解するのみならず、暗記してしまいましょう。

3つ目。この文章を通じて文章の論理構成を学べるからです。先述した通り、内容はかなり難しいです。しかし語り口は受験生目線で優しいため、文章が堅苦しくて読みにくい、という事はありません。順接、逆接、反語表現などを駆使して少しでも理解しやすくなるような工夫がなされています。論理関係を表す語を適切に利用していると、読み手は次の文を予測しやすくなります。この参考書を使用することで論理関係の使い方を学ぶこともできるのです。

夏から始めたこの参考書ですが、試験直前まで何回も何回も読み込みました。

『小論文を学ぶ』がどのように役立ったかを具体的に教えてください。


冒頭で述べた通り現代文を読んでいくうえでの背景知識がついたおかげで、現代文を深く読むことができるようになりました。

テーマが違う文章でも、その文章を論じる上での背景が見えてくるようになったため、理解度は増しました。私はもともと法学部を志望していなかったので、記述対策はほとんどしていませんでした。

しかし夏から継続してこの参考書を読み込んでいたおかげで、直前期に少し練習をしただけですぐに論理的な文章が書けるようになりました。

早稲田の法学部の現代文において、記述問題はかなり大きな配点を占めます。そこを得点源にできたのはこの参考書のおかげだと思っています。

教育学部の試験では、全く同じテーマの文章が出題され、その大問で満点を取ることができました。

『小論文を学ぶ』を使うべき人とそうでない人を理由も含めて教えてください。


文系理系、偏差値の高低問わず全ての人にこの参考書に当たってほしいです。

記述の対策が不要な人は解法の部分は飛ばして読んで構いません。背景知識の部分だけでいいので、読みこみましょう。

単純に読みものとしても面白いですので、初学者や現代文の苦手な理系学生にとっても読みやすいはずです。通学時間などに30分程度でいいのでコツコツ読むのがおすすめです。

最後に大学受験を終えて「小論文を学ぶ」をより効果的に使うにはどうすればよいかについてアドバイスをお願いします!


先述した通り、私はもともと法学部志望でなかった為最初は論述の解法部分は読み飛ばしていました。

しかし受験を終えて気づいたのは「無駄な勉強はない」という事です。試験に出る、出ないで勉強の範囲を決めてしまうのはもったいないです。時間に余裕のある人はぜひ、記述の部分にも取り組んでください。きっとどこかで役に立つはずです。