合格体験記

『早すぎるぐらいで丁度いい。文学部に絞って効率のよい受験勉強ですべての学部に合格する』早稲田大学文学部志願者の受験校の決め方

『早すぎるぐらいで丁度いい。文学部に絞って効率のよい受験勉強ですべての学部に合格する』早稲田大学文学部志願者の受験校の決め方
年度
2015年(現役)
入学
早稲田大学文学部
合格大学
東京外国語大学言語文化学部
早稲田大学文化構想学部
同志社大学文学部
関西学院大学文学部
出身高校
兵庫県立姫路飾西高校
センター試験
英語 182点 / 国語 161点 / 日本史 97点

合格した学部、不合格になった学部を全て教えてください。試験日程の一連の流れを教えてください。


日程学部試験or合否
2/1関西学院大学文学部試験
2/5同志社大学文学部⁽全学日程⁾試験
2/6同志社大学文学部⁽個別日程⁾試験
2/9関西学院大学文学部合格
2/12早稲田大学文化構想学部試験
2/15同志社大学文学部⁽全学日程・個別日程⁾合格
2/12早稲田大学文化構想学部試験
2/17早稲田大学文学部試験
2/20早稲田大学文化構想学部合格
2/25東京外国語大学言語文化学科試験
2/26早稲田大学文学部合格
3/6東京外国語大学言語文化学科合格


受験を終えてみて合格発表などによるこのスケジュールでの感情の動きを具体的に教えてください。


初めての一般入試だった関西学院は安全圏であると自覚しながらも、雰囲気に飲まれて過剰に緊張し、手ごたえも感じられず、受験後も長らく不安に襲われました。

次に受けた同志社は地方受験で、会場も摸試のような雰囲気だったため緊張せず挑むことができました。ただし2日連続だったので2日目は疲労で集中力に欠けていたように思います。

関西学院の合格を知ると心に余裕ができ、東京での早稲田大学文化構想学部は少し緊張したものの自信は感じていました。

一度兵庫に戻り同志社の合格を見て、早稲田文学部も余裕を持ったまま受けました。東京外国語大は、早稲田文化構想学部の合格を知ってから挑んだので、消化試合だと思って受験しました。

受験校を決めるにあたって大事にしたこと、また迷ったことを教えてください。



受験校決定において特に重要視したのは、その大学の知名度とブランド、そして研究領域の広さです。

昔から文章を読んだり書いたりするのが好きで、文学を学びたいというのは中学生の時から漠然と思っていました。進学校の高校に入学したときにはすでに有名私立大の文学部に進学すると決めていました。

大学の知名度やブランドを考えたのは就職を考えてのことです。文学部は就職が悪いと聞かされていたので、文学部に行くなら名の知れた大学以外は行かないつもりでいました。

受験校を決めるにあたって迷ったことは、国際系の学部を受験するかどうか。

受験生になってから英語を中心に勉強したので、願書を出す秋ごろにはもともと得意だった国語よりむしろ英語のほうが良い点を取るぐらいになっていました。合格可能性判定摸試では、国際系学部が文学部の合格可能性を上回ることもしばしば。

この葛藤が、国立で東京外国語大を受験したことにつながっています。しかし結局、自分は外国語よりも文章や言語そのものを研究したいのだと気づき、文学部を中心に受験しました。

受験学部の過去問はそれぞれ何年分、何周行いましたか?また受験学部や受験数によって特に大変だったことを教えてください。


過去問はそれぞれ赤本に乗っている分をすべて解きました。何周とは決めていなかったのですが、早稲田は5周、同志社と関西学院は3周、東京外大は1周ほどだったと思います。

特に大変だったことは2つ。1つめは、早稲田大学文学部の英語。

解き始めたのは夏休み前で、3割も取れませんでした。夏休みを捧げてなんとか5割にはこぎつけたものの、記述摸試や滑り止めの英語で高得点を安定して取り続ける段階になっても、早稲田文学部の英語は結局受験まで安定しないままでした。不安を抱えたまま受験したのを覚えています。

2つめは、東京外大の日本史の記述問題。

東京外大の受験を決めたのは10月で、早稲田と関西の私大の対策を本格的に始めていました。国立ならではの記述問題はもちろんノータッチです。結局記述問題は早稲田文学部の受験が終わるまで対策できず、ほとんどぶっつけ本番で挑みました。点数は悪かったと思います。

直前期に過去問の出来からどこが受かりそう、落ちそうと主観的に思っていましたか?その理由も含めて教えてください。


直前期はどこの学部にもそれなりの自信がありました。実際、すべて合格したのであの自信は根拠あるものだったのだと思います。

まず滑り止めの関西学院と同志社は、自分の手持ちの過去問では9割程度、学校で借りた初見の古い過去問でも8割を下回ることがなかったので、当日よほど調子を崩さない限りは合格は確実と自信を持っていました。

第一志望の早稲田ですが、結局摸試では最後まで判定が安定することがありませんでした。秋に一度A判定を取ったものの、冬の最後の摸試はD判定でした。それでも自信があったのは、過去問では合格ラインに届くことが増えていたからです。

唯一自信がなかったのが東京外大。こちらは摸試ではB判定だったものの、他学部に比べ対策が圧倒的に少なかったことから、実感としては合格するかどうかは五分五分といったところでした。

最終的な受験校選びは本当に難しいですが、大学受験を終えた今考えて受験校を決める際に最も大事なことを教えてください。


早い時期で受験校受験学部を決定すること。高校2年で決めてしまうのが理想です。

私が第一志望を決めたのは2年の終わりでした。周りと比べるとかなり早いほうなのですが、目標が高かっただけに決して余裕のあるスケジュールではありませんでした。苦手だった英語だけに対策を絞った結果、得意なはずの国語がおざなりになって得点が伸びないということもありました。

得点率を効率よく上げるためには、苦手を潰すだけではなく得意を伸ばすことも大切です。苦手対策でいっぱいいっぱいにならないために、余裕を持てる時期に受験校を決めましょう。

最後に同じ学部を志望する受験生に向けてこの学部志望ならではのアドバイスをお願いします!


国語と英語で死角をなくすこと。文学部は、国英に高配点が与えられていることが多いです。「英語が苦手なので国語と日本史で頑張る」「国語ができない分を英語と日本史で埋める」作戦は失敗します。国語と英語、両方を揃えることで文学部への合格が見えてきますよ。