合格体験記

『現代文の様々な解き方を知る』東京大学文科一類合格者の「減点されない記述現代文」の使い方

『現代文の様々な解き方を知る』東京大学文科一類合格者の「減点されない記述現代文」の使い方
年度
2015年(現役)
入学
東京大学教養学部
合格大学
早稲田大学創造理工学部
慶應義塾大学理工学部
出身高校
兵庫県私立須磨学園高等学校
センター試験
英語 188点 / 数I・A 100点 / 数II・B 97点 / 国語 188点 / 化学基礎 50点 / 生物基礎 50点 / 世界史B 98点 / 日本史B 95点

『減点されない記述現代文』を使い始めた時期と、この参考書を使い始めた理由を教えてください。


使い始めたのは、高2の秋の終わりごろです。模試を受けてからずっと現代文の偏差値が70以下で足を引っ張っていました。そこで、『入試精選問題集 現代文』を高2が始まった頃から解きました。

ある程度問題慣れしてきたのですが、まだ現代文の解き方が定着していなかったため別の視点の解き方を導入しようと思い、名前がやや独特な『減点されない記述現代文』を解いてみることにしました。

『減点されない記述現代文』の使い方とその理由を具体的に教えてください。


東大や京大などの難関大の過去問を素材にしていたので、難易度は高めでした。しかし、一度答えを作らないことには勉強になりません。

答えを知りたい気持ちを抑えて、無理矢理でも解答してから解説を見るようにしました。実際そのように解くことで着眼点の違いに気づけます。

自分はこの参考書をあくまで「別の解き方を知る」目的で使おうと思っていたので、何度も解き直すつもりはなく、1ヶ月程度で解ききろうとしていました。

予定の都合上2ヶ月くらいかかってしまいましたが。

『減点されない記述現代文』がどのように役立ったかを具体的に教えてください。


この参考書の特徴は、間違った解答例に対する添削が丁寧なところです。どういった解答が誤りで、それの足りないところはどういうところなのかを解説してくれます。

現代文が習熟していないのに、正しい解答を見てもどの要素が重要なのかなどがわかりません。普段の勉強だと「正しい解答がなぜ正しいのか」がわからないので、分かった気になって終わってしまいます。

この参考書だとどのような解答だと間違いで、どのような解答だと正解なのかをはっきりと示してくれるので、分かった気になって終わらずに、自分の間違いに気づくことができます。

『減点されない記述現代文』を使うべき人とそうでない人を理由も含めて教えてください。


使うべき人は、正しい解答の書き方を悩んでいる人です。この参考書は本文の読解以上に解答としてクオリティを要求します。文章はある程度読めるんだけど、解答が上手く作れない人は参考にすると良いでしょう。

逆に、正面から文章と向き合いたいと考えている人は向かないでしょう。「現代文と格闘する」のような参考書を使うほうが、文章を理解する力をつけるのに相応しいです。

最後に大学受験を終えて「減点されない記述現代文」をより効果的に使うにはどうすればよいかについてアドバイスをお願いします!


そんなに奥が深い参考書でもないと思うので、やり込む必要はないと思います。

ただ、誤った解答を知ることには価値があるので、自分の解答の書き方が合っているのかを確認するために使いましょう。

誤った解答だけではなく、正しいとされている解答も批判的に確認すればよかったと思っています。