合格体験記

『ゲーム感覚で毎日何ページ進められたかを記録』東京大学文科一類合格者の高3の移動時間の勉強法

『ゲーム感覚で毎日何ページ進められたかを記録』東京大学文科一類合格者の高3の移動時間の勉強法
年度
2015年(現役)
入学
東京大学教養学部
合格大学
早稲田大学創造理工学部
慶應義塾大学理工学部
出身高校
兵庫県私立須磨学園高等学校
センター試験
英語 188点 / 数I・A 100点 / 数II・B 97点 / 国語 188点 / 化学基礎 50点 / 生物基礎 50点 / 世界史B 98点 / 日本史B 95点

定期テストなどの直前を除いて移動時間は主にどの教科の勉強にあてていましたか?また勉強の仕方も具体的に教えてください。


40分ほどの移動時間を利用して進めたのは、日本史と世界史の暗記です。

通学時間のうち電車に乗っている時間が40分ほどありました。それほど混んでいなかったので、座って勉強に集中できました。

その時間でしたことは、Z会の一問一答。Z会の一問一答は、実際の入試問題の空欄を埋める形で問われるのと、右ページに時代の解説があったので各時代の流れがわかりやすいです。

私は、日本史が未修だったのと、世界史の予習を進めたかったことから、単純な一問一答問題集よりも各時代の流れがわかるような参考書の方がふさわしいと考えました。

移動時間にその教科の勉強にあてていた理由を教えてください。


前にも述べた通り、日本史・世界史ともに遅れをとっていたことが一番の理由でした。

英単語や古文単語は、高1,高2のときに集中して覚えいたので、高3にもなってもはや確認する必要がなかったのも理由の一つです。

電車に乗っている時間だけではなく、電車を待つ時間などの細かな時間も活用できるようにしようと思うと、いつでも終われるような単語の暗記が良いと思います。

移動時間の勉強の効果を最大化するために気をつけていたことを教えてください。


1つは何周もすること。もう1つは時間あたりのページ数を意識することです。まずは1つ目から説明します。

一問一答を一度解いただけでは、暗記したとは言えません。忘れかけくらいの頃にもう一度解いて、思い出せて初めて暗記したと言えると思っています。

そのため、一度だけで終わらないように何周も解きます。

何周もするモチベーションを保つために、各章の始まりのページに取り組み始めた日付を記入するようにしていました。

解くたびに過去の自分の勉強の痕跡が見えるので、何周もしてもっと痕跡を残したいという気持ちになれました。

2つ目は、時間あたりのページを意識することと言いましたが、簡単に言えば効率を意識することです。

「効率を上げよう」と思っても、数値で見えなければ「なんとなく上がったような気がする」で終わってしまいます。

そこで、毎日の通学時間で何ページ進められたかを意識するようにしていました。

自分の効率を意識することで、緊張感が生まれて、集中して取り組むことができます。

毎日記録が出るので、ゲーム感覚になって楽しいですしね。

移動時間の勉強に向いていないと思う教科や単元を理由も含めて教えてください。
数学だと思います。実際の試験のように紙に書いて試行錯誤ができないと、本当に自分が解けない問題なのかどうかがわかりません。

また、「実際に解いた自分の答えがなぜ間違っているのかを考えること」で、数学的思考力が上がると考えていました。

自分の間違いを正すことができれば、遠回りでも正解にたどりつけますからね。

そのため、自分で実際に解かない数学の勉強法は論外でしたね。

最後に、受験を終えた今考えて移動時間の勉強で最も大事だと思うことを教えてください!


勉強するからには、勉強する、ということですね。私の経験から言うと、移動時間に勉強することは、かなり面倒臭いことです。

朝は憂鬱ですし、帰りは疲れてます。必ずしも勉強に適した環境ではありません。

そのため、勉強しないなら勉強しないで休憩時間に利用するのも立派な受験戦略だと思います。

一方で、勉強するなら1分も無駄にしない勢いで勉強するべきです。下手に勉強した気になるのもよくないですからね。

通学の1分を惜しんで勉強することができると、普段の60分間の勉強時間も惜しんで勉強しようという気持ちになれます。

私はこれを「いわんや勉強法」と呼んでいます。