合格体験記

『苦手分野をなくしてセンター化学で満点を取る』東京大学理科一類合格者のセンター化学の対策法

『苦手分野をなくしてセンター化学で満点を取る』東京大学理科一類合格者のセンター化学の対策法
年度
2016年(浪人)
入学
東京大学教養学部
合格大学
慶應義塾大学経済学部
同志社大学理工学部
出身高校
岡山県立岡山朝日高校
センター試験
英語 188点 / 数I・A 97点 / 数II・B 91点 / 国語 181点 / 化学 100点 / 物理 100点 / 地理 74点

センター化学の目標点と、その達成のために1番重要だったことを教えてください。


目標は100点。センター試験で高得点をとるために、苦手な国語で足を引っ張る分なるべく理系科目では失点を抑えようと思っていたからです。

しかし、冬頃のマーク模試では高得点は出せず、毎回大体80点ほどでした。

何が自分に足りないのかを分析した結果

  • 理論分野で、例えば単位や有効数字を間違えたりして勿体無いケアレスミスを連発していた


  • 無機分野と有機分野の暗記量が足りていないために安定して問題が解けなかったことに気がつきました。



1つ目の理論分野でのミスは試験中全体的に問題を解くスピードが遅いために焦ってしまうことが、2つ目の無機、有機分野での知識不足は単に僕の暗記不足が原因でした。

そこでセンター試験まで残り少しの時期でしたが無機、有機分野の暗記をもう一度詰め直すことをに決めました。

今振り返ってみるとこの決断が最終的に良い結果につながったのだと思います。

無機、有機分野が安定して解けると全体的にも時間のゆとりができて、焦りから起こしてしまうミスが減ったからです。

センター化学の解く順番・時間配分についてその順番で解く理由も含めて教えてください。


センター化学は傾向としておよそ大問が6~7個で構成されており、50~55分で解ききるために1つの大問を8分ほどで解き終えるようにしていました。

ただし得意な分野はこの標準時間より早く終わらせて、苦手な分野の解答時間に回していたりしました。

センター化学は総じて問題量が多いので、試験で焦らないためにも得意な分野から攻めていました。

特に直前期は初めに得意になった有機→無機と始めて、後は理論分野をはじめから順に解いていました。もちろんちょっとでも詰まってしまったら無理に悩まず飛ばして次の問題に移っていましたね。

センター化学の対策として使ったすべての参考書とその使い方について具体的に教えてください。


基本的に教科書を用いて基本事項はいつも確認していました。化学に限らず理系科目は基本事項は完全に暗記しないと話にならないと思っていたからです。難しい問題も結局は基本の積み重ねにすぎないですしね。

春から夏休みにかけては駿台文庫から出版されている「化学頻出!スタンダード問題230選(駿台受験シリーズ)」を使いました。

名前から分かる通り、この問題集は化学(基礎)の基本的な問題を網羅していて、何より解説がかなり丁寧です。

なぜその立式になるのかが詳しく説明されていたり、視覚的に理解しやすいように図もふんだんに使われています。

僕は最初の理論分野から順に1日1章ペースで解いていき、わからないところはすぐに解答を見て解き方を覚えました。

この時に教科書に戻って基本事項を復習することもしばしばありました。そして、次の日にその問題を解き直して理解の定着を図りました。

次に夏休みには、「実戦化学重要問題集」を解きました。

A問題はある程度基礎が固まっていた僕には簡単に解けたので、あまり時間をかけずに上記の「化学頻出!スタンダード問題230選(駿台受験シリーズ)」の復習として解きました。

B問題は手応えのある問題が多くて、センター化学レベルは超えていると思ったので、2次試験対策と捉えて解きました。

ここで僕なりに工夫したところは、A問題はセンター化学対策として制限時間を設けて速さを意識しながら解き、B問題は2次試験対策としてじっくり時間をかけて完璧に納得するまで考えるようにしていたところです。

そして秋からは二次試験対策にシフトしていきました。

また、特に無機、有機分野は教科書では暗記しにくいと思ったので教科書の代わりとして塾で配布された重要事項がまとめられた暗記帳を使用しました。

これは旺文社から出版されている「入試に出る 無機化学の要点 スピード総整理」のようなものです。

僕は暗記が不十分で苦労したのですが、一般的に無機、有機分野はセンター化学レベルなら覚えたら解ける問題ばかりです。後回しにせずきちんと対策する事をお勧めします。

センター化学の対策で役立ったこと、後悔したことをそれぞれ教えてください。



教科書レベルの基本事項を完全におさえられた事が後の二次試験対策にも役立ちました。基礎ができていないといくら難しい問題を経験していても結局何も吸収できず終わってしまいますからね。

後悔した事は無機、有機分野の暗記に穴があったことです。これは僕の怠惰が原因でした。センター試験前に苦手分野があると精神的にもキツイので、はやめになくしましょう。