合格体験記

『書いてあることだけを忠実に』早稲田大学文学部合格者の国語の解き方

『書いてあることだけを忠実に』早稲田大学文学部合格者の国語の解き方
年度
2015年(現役)
入学
早稲田大学文学部
合格大学
東京外国語大学言語文化学部
早稲田大学文化構想学部
同志社大学文学部
関西学院大学文学部
出身高校
兵庫県立姫路飾西高校
センター試験
英語 182点 / 国語 161点 / 日本史 97点

早稲田大学文学部の国語で合否のカギを握ると思った設問や、問題全体に対する印象を教えてください。


古文漢文は基礎的な知識で解ける問題が多い一方、現代文では難しい文章が使われています。

合否が分かれるのは難しい現代文の出来不出来。古典でいかに点を落とさず、現代文でいかに点を取るかがカギだと思います。

私は国語が得意だったので現代文で7割、古典で9割を目標にしていました。

早稲田大学文学部の国語の解く順番・時間配分についてその順番で解く理由も含めて教えてください。


順番通りに解きました。試験時間が90分なので、現代文それぞれ25分ずつ、古文漢文15分ずつ、見直しに10分かけました。

先に難しい現代文を解いたのは、集中力が切れる前に長い上に内容が深い現代文を読み切りたいと考えたからです。

また、分からない問題があっても最後に残さず必ず設問ごとにすべて解き切るようにしていました。最後にまとめて解こうとすると、多かれ少なかれ本文を読み直さなければならず時間と手間がかかります。

設問一をどのように解いていたかを具体的に教えてください。


一気に本文を読んでしまうのではなく、問題の箇所に行き当たるたびにいったん本文から離れて問題を解いていました。

一節の正しい段落の最後に入れさせる問題がありますが、一節の中の指示語や接続語をヒントに段落と段落をうまくつなげているところに入れるようにすると分かりやすくなりました。

傍線部の説明として正しいものを選ばせる選択問題は、選択肢の違いを頭に入れた上で本文と合うものを選びました。

設問二をどのように解いていたかを具体的に教えてください。


設問一と同じ形式に問題が多いです。

最後の全体把握「本文の内容と合致するものを選べ」タイプの問題は、本文よりも先に読んで大体の流れを掴んでから本文に取りかかるようにしていました。

先に何となくでも内容を知っておくことで、予想外の展開を迎えることもなく落ち着いて読み進めることが出来ました。

早稲田文学部独特の4つの文を並び替えて一段落作らせる問題がありますが、これも設問一の文補充と同じく指示語と接続語を意識して無理のないようにつなげていきました。


設問三をどのように解いていたかを具体的に教えてください。


設問三は古文ですが、現代文と同じく本文を読みつつ問題を解きつつで進めていきました。

語彙選択は基本的な文法しか問われなかった印象です。現代語訳を選ばせる選択問題では、自分の現代語訳よりも前後の文脈でしっくりくるかどうかを優先して選んでいました。

設問三か四いずれかの最後が文学史で締められます。日本史選択でも難しい難問なので、当たればラッキーくらいのつもりで気楽に選びました。


設問四をどのように解いていたかを具体的に教えてください。


設問四は漢文です。解き進め方は古文と同じです。

漢文では古文よりも文法をより意識して解いていました。空欄補充は意味はもちろん、前後との対比や並列になっていないかに気に配りながら解きました。

最後に早稲田大学文学部を目指している受験生に文学部の国語で高得点をとるためにアドバイスをお願いします!


国語で高得点を取る秘訣は「本文だけに忠実であること」

国語はつい自分の想像で解答してしまいがちな科目だと思います。しかし入試問題は解答者が平等に解答できるよう、それなりの根拠があって答えられるような問題になっています。

想像力を働かせてしまってはどれもそれっぽく見えて選べなくなってしまうので、大切なのは「書いてあることだけを忠実に読んで、考えること」

解答のヒントは本文中に隠れています。落ち着いて読み込み、ヒントを探し出すことが出来れば高得点が狙えると思います。