合格体験記

『自分だけの小テストの形式にして覚え、試験本番で使える暗記を。』東京大学理科一類合格者の高3の移動時間の勉強法

『自分だけの小テストの形式にして覚え、試験本番で使える暗記を。』東京大学理科一類合格者の高3の移動時間の勉強法
年度
2015年(現役)
入学
東京大学教養学部
合格大学
早稲田大学創造理工学部
慶應義塾大学理工学部
出身高校
神奈川県私立サレジオ学院高校
センター試験
英語 190点 / 数I・A 96点 / 数II・B 100点 / 国語 156点 / 化学 92点 / 物理 100点 / 地理 74点

定期テストなどの直前を除いて移動時間は主にどの教科の勉強にあてていましたか?また勉強の仕方も具体的に教えてください。


毎日電車に約15分乗っていましたが、そのほとんどすべてを費やしたのが英語です。具体的にはターゲット1900を10個覚えてから、余った時間で新・英文法頻出問題演習(Part1, Part2)(駿台受験シリーズ)を解いていました。

1日のノルマは時期によって違いましたが、電車の時間だけで終わることはなく、やりきれなかった分は家に帰ってからやっていましたね。

移動時間にその勉強にあてていた理由を教えてください。


理系科目は基本的には鉛筆を使って勉強するものだと思っていたので、立ったまま出来たのは英単語などの暗記だけでしたね。一度英語長文を読むことも試してみましたが、どうも電車の中だと集中して読むことが出来ず、断念しました。

移動時間の勉強の効果を最大化するために気をつけていたことを教えてください。


気を付けていたのは、前日に見た範囲を少しでもいいから見直すことです。電車でターゲットを見て覚え、その後英語部分を隠してテストしても、そりゃ直前に見たものは覚えてますよね。

しかしそういう記憶は数時間たっただけでも消えてしまうことがありました。1回答えられたからといってそれで満足せず、次の日にもう一度確認するだけでも記憶は持続すると思っています。

移動時間の勉強に向いていないと思う教科や単元を理由も含めて教えてください。


数学はまったく向いていないですね。難しい問題を長い時間かけて解くこともあるかもしれませんが、その時間に鉛筆を使っていろいろな計算をしているうちに、何かひらめくことがあるのだと思います。

また解答を眺めるのも勧めません。授業の板書もそうですが、ただ解答を見ていると何故か分かった気になったが、自分でゼロから解こうとすると手も足も出ないことも多いですよね。

物理や化学は一部暗記事項があるのでそれを覚えるのは悪くないと思います。小テストがある時などは実際自分も移動時間に見ていました。

ただ計算に関しては数学と同様ですし、1年間毎日の通学時間の勉強を習慣づけるためにも、期間限定のものよりは英語なら英語で決めていた方が習慣づくと思います。

最後に、受験を終えた今考えて移動時間の勉強で最も大事だと思うことを教えてください!


移動時間に勉強していると、すごく勉強している気分になりますよね。移動時間の勉強は、特に単語などインプット(=新しく覚える)の時間になりやすいです。

しかし実際にテストで解くにはそれをアウトプット(=頭から出す)作業になるので、ゼロから思い出せるようになっておくのが最も重要です。

ですので緑マーカーを使って隠すとか、英語部分を隠すなどしてなるべくアウトプットの形にして毎日小テストをするような形式にすると、本番で使える暗記が出来るようになるのでおすすめします。