合格体験記

『難易度の低い問題を間違えずに解く』 早稲田大学政治経済学部合格者の「松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type100」の使い方

『難易度の低い問題を間違えずに解く』 早稲田大学政治経済学部合格者の「松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type100」の使い方
年度
2016年(現役)
入学
早稲田大学政治経済学部
合格大学
早稲田大学法学部
慶應大学商学部
出身高校
東京都私立渋谷教育学園渋谷高等学校
センター試験
英語 194点 / 数I・A 75点 / 数II・B 87点 / 国語 176点 / 地学基礎 46点 / 生物基礎 41点 / 地理 71点 / 世界史 87点

『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type100』の使用開始時期と、この参考書を使い始めた理由を教えてください。


使用開始時期は、高校2年生の8月です。理由は、この参考書を執筆した塾の先生に勧められたからです。私は東京の私立高校に通っていたので数学の授業の水準は比較的高度でした。

しかし『スタンダード数学演習ⅠAⅡB』のレベルAの問題や東大・早慶などの過去問を解いていくうちに、自分は難易度の高い問題を解くときに、典型問題の解き方を応用できないことが多い、ということに気づきました。

高校数学の基礎が完全には定着していないことを実感したのです。

そこで塾の先生にこの参考書を勧められ、難易度の低い問題を間違えずに解く練習をしました。

『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type100』の使い方とその理由を教えてください。


まずペンだけを持って2日弱で全てのページに目を通しました。その際、よく間違える典型問題や解説を一目見ただけでは理解しきれない問題をチェックします。

次に、印をつけた問題を10日前後で解き直し、その際に間違えた問題は1か月後に一度、さらに3か月後にもう一度解き直しました。こうして、自分の苦手分野の基礎を復習しました。

苦手分野の問題のみを解くという使い方をしたのは、自分には数学の基礎がある程度身についているという自覚があり、全ての単元を解き直すのは私にとって非効率的だと考えたからです。

『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type10』がどのように役立ったかを教えてください。


第一に、早慶レベルの過去問でつまずくことが少なくなりました。それだけでなく、東大・京大・一橋などの過去問を解いていて解法に悩んだとき、基礎に立ち返って有効な解法を探すことができるようにもなりました。

例えば、場合の数の計算において具体的な場合の確率にバリエーションをかけて答えを求めるという方法や、(等差数列)×(等比数列)の型のシグマ計算の方法があります。

これらは一見ただの典型問題のようですが、難易度の高い問題でつまずいたときに完答するための手がかりとなります。

『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type100』を解くべき人とそうでない人を教えてください。


この参考書では、見開きページの左側に公式など基本中の基本と例題が、右側に例題の解答と練習問題が掲載されています。

まず、全統模試で数学の偏差値が50未満の人はこの参考書を補助的な教科書として使えるでしょう。定理や公式を復習してから例題を解けば教科書レベルの復習ができます。

次に、偏差値が50以上あるがまだ基礎でつまずくことが多い人に関しては、全内容を読み流してから苦手分野の練習問題を解くことで安定した実力を身につけられるでしょう。

このように、この参考書は数学が苦手な人からある程度得意な人まで、幅広く使えます。

一方、東大・京大・一橋のような数学が難しい大学の過去問をすらすら解けるような人は、この参考書を使う必要はありません。

この参考書はそれらの問題を解けるようになるために使うべき問題集であって、それ以上に実力を上げることには向かないからです。