合格体験記

『とにかく演習量を積んで東工大レベルへ』東京工業大学7類合格者の「月刊大学への数学」の使い方

『とにかく演習量を積んで東工大レベルへ』東京工業大学7類合格者の「月刊大学への数学」の使い方
年度
2015年(2浪)
入学
東京工業大学7類
合格大学
早稲田大学創造理工学部
出身高校
東京都私立城北高校
センター試験
英語 168点 / 数I・A 83点 / 数II・B 76点 / 国語 140点 / 化学 98点 / 物理 84点 / 現代社会 81点

『大学への数学』の使用開始時期と、この参考書を使い始めた理由を教えてください。


使用開始は2浪目に入った年の4月からです。現役のときから東工大を第一志望に受験していたにもかかわらず、未だに数学に苦手意識を持っていました。

定義や定理などの基本事項はおさえていたのですが、演習量が圧倒的に足りていませんでした。また、解けなかった問題は解説を読むだけでそれ以外に解き直しなどを全く行っていなかったのです。

そこで、とにかく演習量を積んで問題を解くことに慣れるところから始め、最終的に東工大レベルの問題に正解できるようになろうと考えました。

その時の自分にぴったりだったのが「大学への数学」です。

世間では難関大学を志望する人向けのものと思われがちですが、実際には入試標準レベルの問題から発展レベルまでを扱っています。

また、月刊誌なので問題数が足りなくなることもありません。

『大学への数学』の使い方とその理由を教えてください。


使い方はいたってシンプルで、載っている問題を全て自力で解けるようになるまでやり続けました。

問題が解けるかどうか以前に、まずは問題を解くこと自体に慣れる必要があったからです。同時に、発展問題も解いておくことで東工大レベルの問題にも対応しておきました。

問題はレベル別に分かれていて、入試標準レベルであれば「スタンダード演習」、標準〜発展レベルであれば「日日の演習」と「演習」が用意されています。

「学力コンテスト(学コン)」というオリジナルの添削問題もあります。

「日日の演習」は問題ごとに解く日が指定されているのでそれに従い、残りの問題は「スタンダード演習」、「演習」の順番に空いた時間で解いていきました。

できなかった問題は1週間後をめどに解き直し、それでもできなければ、また1週間後に解くのを繰り返して完璧にしていきました。

また、「学コン」は東工大の入試レベルを超えていますが、思考力や粘り強さを鍛えたり当日難しい問題に直面しても動じないように毎月応募していました。

用語や基礎事項は、知らなかったところだけをチェックしました。

『大学への数学』がどのように役立ったかを教えてください。


この参考書は月刊誌で、1年ですべての分野を網羅できるようになっています。また、冬からは融合問題や総合問題が出題され、本格的な入試対策にも対応できました。

よって、分野別・入試対策ともに十分な演習量を積むことができたので、基本的に過去問とこれ以外に何をやろうか迷う必要がありませんでした。

月刊『大学への数学』を信頼して完璧にすることで問題に慣れるとともに東工大レベルの難易度の高い問題も解けるようになったため、過去問演習にスムーズに移ることができました。

大学への数学を解き続けたことで、もちろん模試の成績は上がりましたが、この1年の演習量や日々の努力を考えると、より一層自信を持って入試本番に臨むことができました。

『大学への数学』を解くべき人とそうでない人を教えてください。


私は浪人生だったので、全部の問題を解けるだけの余裕がありました。ただ、現役生であれば数学に当てられる時間も限られてくると思います。

大学への数学は問題1問ごとの難易度がわかるようになっています。これを参考にして問題を取捨選択してみたり、問題をパッと見てみて簡単そうだったり難しすぎるようであれば解かない手もあるでしょう。

また、まだ習っていない分野の問題を大学への数学でいきなり解き始めるのは早いと思います。まずは学校で配られた問題集などを解いて、教科書レベルの基本問題を解けるようにしておきましょう。